ニゴの英語体験記https://nigo-eigo.comSat, 22 Feb 2025 05:15:09 +0000jahourly1https://nigo-eigo.com/wp-content/uploads/2024/08/cropped-04f4b5d1d6bb69d896b8cd5f05edad3b-32x32.pngニゴの英語体験記https://nigo-eigo.com3232 キャリアに悩むワーホリの人に伝えたい|未来を切り拓くための3つの行動https://nigo-eigo.com/workingholiday_message/Mon, 21 Oct 2024 15:38:13 +0000https://nigo-eigo.com/?p=248

※一部広告が表示されます 約1年間、私はリモートワークをしながら世界を回り、語学留学をしてきました。 その中で、多くのワーキングホリデー(いわゆるワーホリ)中の日本人に出会い、友達になりました。みんな、それぞれの想いを胸 ... ]]>

約1年間、私はリモートワークをしながら世界を回り、語学留学をしてきました。

その中で、多くのワーキングホリデー(いわゆるワーホリ)中の日本人に出会い、友達になりました。みんな、それぞれの想いを胸に一人で海外に飛び出し、未来を切り拓こうとたくましく生きていて、年下であっても尊敬できる部分がたくさんありました。

一方で、彼らからキャリアや人生に関する相談を受けることも多々ありました。特に、社会人としてワーホリをしている多くの人が、キャリアや人生、つまり「自分の未来」に対する不安を抱えていました。

「自分が本当にやりたいことを見つけたい」「そのために何をすればいいのかわからない」「今やっていることが本当に自分の未来に繋がっているのか」という悩みを持つ人が多かったのです。この気持ち、私自身もかつて少なからず抱えていました。でも、さまざまな経験を通じて、その不安の捉え方や、未来を切り拓くためにやるべきことを学んできました。

今回は、そんな未来に悩むワーホリ中(もしくは検討中、終了後)の人たちに向けて、今の自分だから伝えたいことを「未来を切り拓くための3つの行動」としてまとめました。

この記事が、「自分の未来を切り拓きたい」と強く願うあなたが、一歩を踏み出すきっかけになれば幸いです。

はじめに:やりたいことは「育っていく」もの

「やりたいことが見つからない」と感じているあなたに、まず最初に伝えたいことは、「やりたいことは見つかるものではなく、育っていくもの(もしくは育てていくもの)」だということです。

もし今、夢中になるほどのやりたいことがないと感じていても、その気持ちに焦る必要は全くありません。むしろ、焦って見つかるほど簡単なものではありません。

「いやいや、それでも自分はもう20代中盤だし、早くやりたいことを見つけなきゃ」と焦る気持ちもわかります。でも、残念ながら魔法の近道はありません。自分と向き合い、勇気を出して行動し、本気で悩み、もがいた先にしか「本当にやりたいことは育たない」、という覚悟をまず持って欲しいのです。

周りを見渡してみてください。20代の同世代や、それ以上の年代の人でも「やりたいことがない」と感じている人は現実にたくさんいます。自分だけが特別に悩んでいるわけではありません。逆に、「やりたいことに夢中で取り組んでいる人」を思い返してみてください。おそらくその人は、人一倍行動し、本気でもがいた経験があるはずです。チャンスがあればその人に話を聞いてみてください。

ただ、安心してください。もしあなたがすでにワーホリという「行動」を起こしているのであれば、他の人よりも一歩どころか数歩先に進んでいます。詳しくは後述しますが、行動の先にしか、やりたいことは育ちません。だからこそ、まずはワーホリという大きな行動を起こした過去の自分の決断に自信を持ちましょう。

それではここから、「未来を切り拓くための3つの行動」を一つずつ解説していきます。

1つ目:自己理解を深める

まず取り組むべき一つ目は、「自己理解を深めること」です。

先ほど説明した通り、やりたいことは徐々に育っていくものです。そして、そのためには自分の強みを理解することが大事な要素の一つです。なぜなら、「自分が得意なこと」は楽しいと感じやすく、社会にも貢献しやすく、周囲から感謝もされやすいため、徐々に「もっとやりたい」という気持ちが育っていきやすいのです。

例えば、今あなたがカフェのバリスタに少しでも興味を持っているとします。もしあなたが「コミュニケーション」が得意なら、接客がうまくいく可能性は高く、接客自体も楽しいと感じるでしょう。その結果、バリスタという仕事が「もっとやりたい仕事」に育っていくのです。

では、なぜ強みを自己認識することが大切なのか。それは、何かに挑戦するときに「自分の強みをどのように活かして取り組もうか」という視点が生まれるからです。この視点を持っている人は、やりたいことを育てるのが得意な人でもあります。

例えば、バリスタの例でいえば、コミュニケーションが得意だと自己認識している人は、働くカフェを探すときに「接客を重視するカフェの方が強みが活きるから、そんなカフェを探そう」という視点を持てます。そうして選んだカフェは強みを活かしやすく、結果「やりたい気持ち」が育っていく可能性が高いでしょう。

では、どうすれば自己理解を深められるのか。ここで、具体的な方法を2つ紹介します。

①「ストレングスファインダー」で強みを知る

一つ目は「ストレングスファインダー」です。多くの方がMBTIをご存知かもしれませんが、ストレングスファインダーはそれに似た自己診断ツールです。特にスタートアップ企業では、面接で「あなたのストレングスファインダーのトップ5は?」と尋ねられるほど、広く活用されています。(私も面接をする際はいつも聞いていました)

MBTIとの違いは、MBTIがその人の「特性」を示すのに対し、ストレングスファインダーは「強み」を教えてくれることです。この「強み」は、「自然に繰り返し高いパフォーマンスを発揮できる資質」と定義されており、4タイプ34項目あります。

ストレングスファインダーの34項目の図
ニゴ
ニゴ

私の場合は、20代中盤の時にストレングスファインダーを初めて受け、「学習欲」が強みの一つとして出てきました。それまでもなんとなく「新しいものに興味があるな」「他の人よりも学ぶことが好きだな」とは感じていましたが、「これは自分の強みだったんだ」と気づくことができ、それを自分のキャリアに意識的に活かせるようになりました

先述の通り、自分の強みを認識できると、それ自体が自分の自信になるだけでなく、何かに挑戦するときに「自分の強みを活かしてどう取り組もうか」という視点が生まれます。これが大事です。

ストレングスファインダーは有料ですが、まずはトップ5の強みがわかる「クリフトンストレングス上位資質(トップ5)」(約4000円)で十分です。(より深く理解したい方は、34すべてのランキングを知れるプランもあります)私はこれまで3回受けたことがありますが、最初はトップ5で十分でした。

このツールについてもっと知りたい方は、関連するYouTube動画もたくさん出ているの参考にしてみてください。診断後は、自分の強みレポートを読み込んだり、Youtubeで強みの解説を見て、自己理解を深めてください。

②転職エージェントの無料カウンセリングを活用する

二つ目の方法は、「転職エージェントの無料カウンセリング」を活用することです。特に、ワーホリ後に日本に戻って転職を考えている方や、キャリアに迷っている方にとって、自分の「労働市場での客観的な現在地」を知ることは、自己理解を深める大きな助けになります。

転職エージェントのカウンセラーは、さまざまな求職者や企業と日々話をしています。つまり、労働市場の中でのあなたを客観的に見ることができるプロフェッショナルです。多くのエージェントが無料でカウンセリングを提供しているので、ぜひ活用してみましょう。

ところで、これまでの業界や職種からのキャリアチェンジを考えている20代の方は、「第二新卒」という採用枠をご存知でしょうか。これは、即戦力ではなく将来のポテンシャルを評価される採用枠です。企業は過去の実務経験よりも、あなたの成長可能性を重視して採用を決めます。私もスタートアップで働いていた際、ポテンシャル採用をよく行っていましたが、面接時には過去の経験よりも未来の成長可能性を見て採用判断をしていました。
「第二新卒」に特化した転職エージェントもいくつかあるのでぜひ活用してみてください。(例えば、第二新卒エージェントneoUZUZ(ウズウズ)もその一つ)

またカウンセリングでは、具体的には下記のような質問をして、「労働市場の中における自分の客観的な立ち位置、強み、弱み」や「今後起こすべき行動のヒント」を得るようにしましょう。

具体的には、以下のような質問をすることで、「労働市場における自分の強みや弱み」、「今後取るべき行動のヒント」を得ることができます。

おすすめの質問
  1. これまでの経験やスキルだと、どのようなキャリアの選択肢があるか?
  2. 他の求職者と比較したときの、自分の強みと弱みは何か?
  3. ワーホリ中やそれ以外でも、私におすすめする行動やスキルは何か?

ある程度業界や職種が決まっている場合は、さらに以下の質問も有効です。

  1. その業界や職種に必要なスキルや経験は何か?
  2. その業界や職種に進むために、今の私には何が足りなくて、何をすべきか?
ニゴ
ニゴ

質問する際のコツとして、「カウンセラーの●●さんは、これまで多くの候補者や企業を見てこられたと思います。そんな●●さん個人の意見を伺いたいのですが」といった前置きをつけるのがおすすめです。これにより、一般的な意見ではなく、カウンセラー個人の具体的な意見を引き出しやすくなります。

もちろん、カウンセラーの意見をすべて鵜呑みにする必要はありません。あくまで「客観的情報の一つ」として俯瞰的に捉え、自分自身で解釈し、活用していくようにしましょう。

2つ目:行動して「事象」を取りに行く

二つ目にすべきことは、「行動をして事象を取りに行く」ことです。

冒頭でも述べたように、「やりたいこと」は突然見つかるものではなく、行動の結果として育っていくものです。最初は「ほんの少しだけ興味があったこと」や、場合によっては「全く興味がなかった」ことが、やがて「めちゃくちゃやりたいこと」に育っていくこともあります。

この「育っていくプロセス」に欠かせないのが、行動して「事象」を取りに行くということです。ここで言う「事象」とは、「行動した結果起きる、何か」を指します。

例えば、すでにワーホリに来ているあなたは、すでに一つの「行動」を起こしています。その結果として、新しい人に出会ったり、外国人の価値観に触れたり、カフェで働く中でコーヒーに興味が出たりと、たくさんの「何か」が起こっているはずです。これが事象です。

これらの「何か(事象)」は、少なからず今のあなたの考え方や、次に起こす行動に影響を与えています。ぜひワーホリに来たことで起きた事象を振り返ってみてください。まず、この事実に気づくことが大切です。

行動の本質は「打席に立つ回数」を増やすこと

次に「行動」の本質についてお話しします。それは、打席に立つ回数を増やすことです。もし「本当にやりたくてたまらないことに出会う」ことをホームランに例えるなら、打席に100回立てば1回はホームランを打てるかもしれません。しかし、打席に立つ回数が少なければ、そのチャンスは限りなく少なくなります。だからこそ、できるだけ多くの打席に立つこと、つまり行動を起こす回数を増やすことが重要です。

ここで言う「行動」とは、普段とは違うことや、新しいこと、少し億劫に感じるけれど何かが起こりそうなことを指します。これは「小さな挑戦」と捉えることもできます。

例えば、ワーホリで海外にいる時、「現地の社会人が集まるイベントに参加してみる」というのはその一例です。そこから新しい人や考え方に出会うという「事象」が生まれる可能性があります。この事象を積極的に「取りに行く」のです。そうすると、徐々に未来への道が拓けていきます。

行動とは「コンフォートゾーン」から抜け出すこと

ただし、このような行動を起こすことは簡単ではありません。

私たちの脳には「コンフォートゾーンに居続けたい」という本能があり、これを「ホメオスタシス」と呼びます。この機能によって、無意識的にコンフォートゾーンから出ることに抵抗を感じてしまいます。そのため、「行動(=小さな挑戦)を起こす」という選択を、自ら意識的に取らなければコンフォートゾーンからは出られません。つまり新たな事象も起きません。

日々の生活を無意識的に暮らしていると、気がついたらコンフォートゾーンの中にいます。まずその状況をメタ認知して気がつきましょう。そして、何か新しい「行動=小さな挑戦」を、自ら意識的に起こすのです。

そして、ここからが大切なポイントです。この「小さな挑戦」を繰り返すことで、やりたいことが育ってきます。

例えばあなたがコーヒーに少し興味があるとします。先ほどの例の社会人の集まるイベントに行くと、たまたまいたカフェのオーナーと仲良くなり、仕事をもらえる世界線があるかもしれません。これが打席に立った結果のヒットです。そして、そのカフェで働くうちに、ラテアートが上達し、それをSNSに投稿していたら、それを見た人がイベントに呼んでくれて、、、、
このように、行動をとり続けていると何か「事象」が起こるのです。
そして、最初は「少しの興味」から始まったコーヒーが、例えば「イギリスで自分のカフェを開きたい」といった「本当にやりたいこと」へと育っていくのです。

このような成功体験が積み重なることで、コンフォートゾーンから抜け出しやすくなります。「現状を維持したい」という方向に働く脳に対して、「一歩踏み出せば、何か新しい未来が待っているかもしれない」と、過去の自分の成功体験が勇気を与えてくれるようになるのです。

ニゴ
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この成功体験を持っている人は、「やりたいことがない」と感じた時にも不安になりません。なぜなら、「行動して事象さえ取りに行けば、そのうち何かが育つ」という感覚を身をもって知っているからです。「やりたいことが見つかるかどうか」は自分ではコトロールできません。一方で、「行動を起こすかどうか」は自分でコントロールできます。自分がコントロールできることにフォーカスできれば、不安は消えていきます。

こうなれば、あなたは最高の成功ループに入ります。あとは焦らずに、このループ中にいれば、やりたいことは徐々に育っていきます。だから、今焦る必要はないのです。とにかく小さな行動や挑戦を繰り返して「事象を取りに行く」ことにフォーカスしましょう。

そうすれば、自然と未来が切り拓けていくはずです。

やりたいことが育つ感覚は「焚き火」に似ている

やりたいことが育っていく感覚は、「焚き火の構造」に似ていると感じます。

最初は「これにちょっと興味があるかも」「何か面白そうだな」「なんだか気になるな」といった、ほんの少しの意欲から始まります。しかしそのちょっとした意欲は、マッチの火と同じで、行動を起こさなければすぐに消えてしまいます。

しかし、行動を起こし、事象を取りに行くことで、この「小さな意欲」が育っていくことがあります。最初のマッチの火に、藁をくべて、細い木を足し、次第に太い木をくべていくように、意識的に行動を積み重ねることで、焚き火が大きくなっていくのです。つまり、行動を起こさなければ、意欲の火は育ちません。

だからこそ、もしあなたが「意欲の種火」を見つけたなら、思い切って行動してみてほしいのです。その行動から、あなたの興味が深まるかもしれませんし、全く別の興味が芽生えるかもしれません。

くどいですが、大事なのは行動の打席に立ち続けることです。何かが起こるのをただ待つのではなく、自ら事象を起こしに行くことです。これが、やりたいことを育てる大きな鍵となります。

3つ目:学習する習慣を持つ

未来を切り拓くためにやるべきことの3つ目は、学習する習慣を持つことです。

学習は2つ目で紹介した「事象を取りに行くための行動」の一環です。
ただ、やりたいことを育てるという目的においては、行動の中でも特に重要です。
もし何か興味があるなという「意欲の種火」に気がついたら、ぜひ一度それについて学習をしてみましょう。

興味の対象に対する理解の解像度を上げていくことは、やりたいことを育てるための大事な要素の一つです。なぜなら、深く知ることで、やりたい気持ちも本当の意味で高まっていきます。(もしくは「これは自分に合わない」と見切りもつけられます)また、深く知ることで次に取る行動が見えてきたり、新たな意欲が生まれたりといった、行動や意欲の連鎖が起きやすくなります。

ただ、学習というと本を思い浮かぶ人が多いかもしれません。でも本を読むのは多くの人にとってしんどいことでしょう。しかし今の時代、多くの本はYouTubeで要約が上がっていますし、ポッドキャストやelearningサイトなど、本を読む以外の様々な選択肢があります。また、「実際にやってみる」という行動も学習の一つです。大事なのは、意欲の種火に気がついた時に、「もっとそれについて深く学んでみよう」という意識を持つことです。

「学習方法」から学習する習慣

さらに、学習においてもう一つ大事なの、「学習方法の学習をすることから始める」という習慣です。これは、仕事ができる多くの人が持っている重要な習慣でもあります。

例えば、ワーホリに行っている皆さんはこれまでたくさん英語学習をしてきたでしょう。しかし、「英語の学習方法の学習」をしたことがある人はどれくらいいるでしょうか?

例えば、リスニング力を高めたいと思ったとき、学習方法を知っているかどうかで学習効率は大きく変わります。リスニング力は「音声知覚力」と「意味理解力」の2つに分かれます。音声知覚力は「そもそも英語の音を正確に聞き取れているか」という力であり、意味理解力は「聞き取った英語をそのスピードで理解できるか」という力です。この2つの違いが分かっているだけで、学習の仕方が変わってきます。音声知覚が苦手な人はシャドーイングを、意味理解力が課題の人は多読が効果的な勉強の選択肢になります。つまり解決したい問題に対する打ち手が変わるのです。このように学習方法から学ぶ人は、漠然と映画や音楽でリスニング力を上げようとしている人と比べて、効率的な学習ができるようになります

ニゴ
ニゴ

「効率的に学習できる」=「学習対象をいち早く得意になれる」ということです。人間、得意なものはやりたくなりますし、好きになります。つまり、学習が上手い人は「やりたいことを育てることも上手い」ということです。

この感覚を掴みたい方には、英語コーチング業界トップのプログリット(PROGRIT)の無料カウンセリングがおすすめです。カウンセリングの中で、英語の弱点を分析した上で「英語の学習方法」をアドバイスをしてくれます。学習方法を学ぶことが、どれほど効果的かを体感できるはずです。

また、一つ目で紹介した「自分の強み=才能」の理解方法について学べる、おすすめのポッドキャスト【みんなの才能研究所|みんラボ】も紹介しておきます。スタートアップ界隈/ビジネス界隈でもここ数年大流行している「COTENラジオ」の深井さんもスピーカーとして参加していて、「才能とは何なのか」「どのようにアプローチして理解できるか」などが学べます。

最後に:最初から完璧を求めないことが大事

「自己理解」「行動をして事象を取りに行く」「学習の習慣を持つ」という3つの取り組みを進めるにあたって、大切なことがあります。それは、最初から全てを完璧にやろうとしないことです。

イメージしてほしいのは、螺旋階段を上るような感覚です。

つまり、「自己理解→行動→学習」というサイクルを繰り返しながら、少しずつ階段を登っていくのです。自己理解をまず100%にしてから次に進む、という風に考えてしまいがちですが、それは必要ありません。例えば、今の自己理解が10%だとすれば、ストレングスファインダーや転職エージェントとの会話で30%にまで達すれば十分です。その状態で行動を起こし、学習を進めて、事象を取りに行くことが重要です。

この3つの取り組みはそれぞれ密接に関連しています。行動する中で自己理解が進み、自己理解がまた新たな行動や学習を生んでくれます。

また、せっかく見つけた「意欲の種火」が行動する中で興味が薄れてしまうということもあるかもしれません。しかし、それも全く無駄ではありません。ここで、コネクティングドッツという概念を紹介させてください。これは、Appleの創業者スティーブ・ジョブズがスタンフォード大学で行った有名な演説で紹介した考え方で、「一見関係のないように思えた経験が、後々時間が経ったタイミングで、ふと繋がって新たな意味を持つ」というものです。

ニゴ
ニゴ

この考え方は、本当に真理だと思います。私自身の人生でも驚くほど当てはまっています。たくさんの行動を起こし、さまざまな経験を積むことで、過去にやったことが将来のどこかで繋がり、予想外の形で役立つことがあります。たとえ失敗や方向転換があったとしても、その経験は別の場面で力に変わるのです。過去の自分の頑張りが、未来の自分を助けてくれます。螺旋階段を上っていれば、あなたのベーススキルは着実に高まっています。

だからこそ、恐れずに打席に立ち続け、恐れずに方向転換をし、事象をどんどん取りに行ってください。その積み重ねが、やりたいことを育て、あなた自身を育て、未来を切り拓いてくれるはずです。

ここまで読んでいただいた方、ありがとうございます。偉そうに色々と書きましたが、私自身もまだまだ人生半ばで、みなさん同様に悩みもたくさんあります。でもこの記事で紹介した考え方で人生や未来を捉え、意識的に行動をして事象を取りに行っています。この考え方が、みなさんの中でも何かのきっかけになり、未来を切り拓くヒントになれば嬉しいです。

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YouTube「ニック式英会話」:全動画を見た私が語る効果とオススメ動画https://nigo-eigo.com/nick-experience/Mon, 19 Aug 2024 13:28:39 +0000https://nigo-eigo.com/?p=98

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英語を勉強しているけれど、なかなかスピーキングやリスニングが上達しないと感じていませんか?英語の教材が多すぎて、どれを選べばいいのか迷ってしまうこともありますよね。特に、効果的な学習方法を見つけるのは簡単ではありません。そんな悩みを抱えるあなたに、私が実際に試した「ニック式英会話」をご紹介します。

私はITスタートアップで働きながら、2年間で約500万円を英語学習に投資してきました。最初はほとんど英語が話せない状況からスタートし、現在ではグローバルチームで働くまでに成長しました。そんな私が、ほぼすべてのニック式英会話の動画を視聴し、実際に感じた効果やおすすめの動画を詳しくお伝えします。

この記事では、ニック式英会話の効果を最大限に引き出すための学習順序や、私が特に役立つと感じた動画を紹介します。また、ニックさんが提供するアプリやスピーキングマップなど、追加の学習ツールについても解説しています。

この記事を読むことで、効率的に英語力を向上させるためのヒントを得られると思います。ぜひ最後までお読みいただき、ニック式英会話を最大限に活用してください。

ニック式英会話とは?

ニック式英会話は、英語学習に特化したYouTubeチャンネルで、ニックさんというオーストラリア・シドニー出身の講師が運営しています。ニックさんは、日本語をゼロからマスターした自身の経験を活かし、日本人が英語を学ぶ際に直面する課題を深く理解しています。彼のアプローチは他のネイティブYouTuberとは一線を画しており、特に英語初心者に寄り添った内容が特徴です。

ニック式英会話の大きな特徴は、そのアプローチが体系的に構築されている点です。全く話せない、聞き取れない状態から、最低限のコミュニケーションができる基礎を効率よく築くための最適なチャンネルといえるでしょう。このため、英語学習の最初のステップとしてニック式英会話は非常に有用だと思います。

視聴し始める前の私の英語力

大学卒業後、私は英語学習から完全に遠ざかっていました。その結果、私の英語力は最底辺と言えるレベルにまで落ち込んでいました。リンキングやtの発音変化といった基本的な発音ルール、さらにはgoing toがgonnaになるといった基礎的な変化さえも全く知りませんでした。簡単な質問文を作ることすら難しく、まさにゼロからのスタートでした。

この状態から、わずか2年で英語を使って仕事ができるレベルに到達したのは、初期にこのニック式英会話に出会ったことが大きな要因の一つだと強く感じています。

私はほとんどすべての動画を視聴し、何度も繰り返し見た動画もあります。それほどこのチャンネルは、英語力を効率よく伸ばすための強力なサポートとなるでしょう。

オススメの学習動画 とその効果

ニック式英会話の動画は、スピーキングの基礎、リスニングの基礎、そしてスピーキングの表現の幅を広げる応用編と、3つの観点で構成されています。私が実際に試聴して効果を感じた学習順序を以下に紹介します。

まず、英語脳の基礎を作るためにおすすめするのが以下の2本の動画です。

この2本の動画を見れば、英語を発話する際にどのような手順や考え方を持つべきか、シンプルな「英語脳」の型が頭の中に出来上がります。私も様々な英語学習を試みましたが、この考え方は今でも私の英語学習のベースとなっています。さらに英語脳を高めたい方は、これらの動画が含まれる再生リストの他の動画もぜひご覧ください。

次に、リスニング力を向上させるために毎日1動画ずつでも見て欲しいのが「この英語聞き取れるかな?」シリーズです。

このシリーズでは、英語ネイティブの独自の発音特性を、様々な映画の事例を使いながら解説してくれます。このシリーズが特に優れているのは、復習をしなくても動画を見ているだけで効果を実感できる点です。私は飽き性なので、同じ動画を何度も見るのは苦手ですが、このシリーズでは、一度出てきたルールが違った形で再登場するので、見るだけで自然に復習ができ、リスニング力が向上していきます。一周した後には、リスニング力のベースが大きく上がっていることを実感できるでしょう。

最後に、スピーキングの表現の幅を広げる応用動画として、特におすすめしたいのが以下の3本です。

  1. 「英語の”五感動詞”look sound smell taste feelのすべて(わかりやすい英文法)」
    • この動画を見れば、例えば「You look tired today.」や「It sounds like he is really smart.」といった、日常会話でよく使われる五感動詞を自然に使えるようになります。
  2. 「日本では知られてない、notの使い方|映画で英語」
    • この動画では、学校ではあまり教えられていない「not」の使い方を学べます。「Let’s not drink tonight.」や「I’d like to not join the next meeting.」といった便利な表現が簡単に身につきます。
  3. 「英語で体験談・エピソードの語り方|会話力を身につける」
    • この動画では、自分の体験やエピソードを英語で語る際に役立つ考え方を学べます。短い文を話せるようになった後、次に挑戦すべきは長いストーリーを語ることですが、この動画の考え方を取り入れることで、状況をストーリーとしてスムーズに話せるようになります。

おすすめの順番としては、まず基礎動画を見てからリスニングのシリーズを見続け、その後に応用動画を雑多に視聴することを提案します。 ニックさんの動画は、ただ見ているだけで英語力が確実に高まるので、飽き性で面倒くさがり屋の人にこそ、ぜひ試してみて欲しいです!

「ニック式英会話アプリ」の活用方法

ニックさんは、ニック式英会話で紹介した内容をさらに定着させるためのサポートとして、3000円の買い切り型アプリを提供しています。私は動画をある程度視聴した後、このアプリに興味を持ち、実際に使用して学習を進めました。

このアプリの詳細は、ニックさん自身がこちらの動画で紹介していますが、簡単に言うと、このアプリはスピーキングの型をトレーニングするためのものです。

アプリには、ニックさんが動画で紹介している「A+B法」など、よく使うフレーズを応用したテンプレートが収録されています。これらのテンプレートを繰り返し練習することで、スピーキングの基礎がさらに強化され、フレーズがより自然に口から出てくるようになります。

動画を見て「もっと自然に英語が出てくるようにしたい」と感じた方には、このアプリを強くおすすめします。実際に私もこのアプリを活用することで、スピーキングのスピードと自信が格段に向上しました。

スピーキングマップの活用方法

ニックさんが提供しているもう一つの教材が「スピーキングマップ」で、こちらは紙の教材になります。私はこれも購入して試しましたが、特にスピーキングの型がまだ身についていない段階の方におすすめしたい教材です。

例えば、「I」と「he」を入れ替えた文章をすぐに作れないとか、「It」を使った文章をすぐに作れない、「Were they ~」といったあまり使わない主語や述語に違和感を感じる方には、この教材が非常に役立つでしょう。

これらの基本的な型が違和感なく頭に入っているだけで、リスニングが格段に楽になります。なぜなら、こういった基本的な部分が余裕で聞き取れ、意味が日本語を介さずに理解できるようになると、リスニング中に他の箇所の理解に集中できるからです。

私の場合、この教材が発売された時点である程度スピーキングの型が出来上がっていたので、一応購入して試しましたが、簡単に感じてしまい、2週間ほどで使用をやめました。しかし、これからスピーキングを本格的に強化したい方には、非常に有用な教材だと思います。

ニック式英会話の良い点と悪い点

良い点

  • ニック式英会話の最大の魅力は、スピーキングとリスニングのベースとなる型をしっかりと身につけられる点です。すべての英語学習の土台となる型を得る感覚があり、この型をマスターしてから他の学習に進むことで、学習効率が格段に向上すると思います。
  • また、移動時間などに聞き流すだけでも効果を感じられる気軽さもおすすめポイントです。YouTubeなので無料で利用できる点も非常に魅力的です。英語学習を始めたばかりの初学者には、まずニック式英会話からスタートすることを強くおすすめします。

悪い点

  • すでにある程度スピーキングやリスニングの基礎がある方にとっては、退屈に感じられるかもしれません。ニック式英会話はあくまで初学者向けの内容が中心であることは否めません。しかし、紹介した応用動画には、ネイティブの視点から見た日本人が理解できていない表現やニュアンスが数多く紹介されています。これらの動画は、英語の基礎ができている方にも役立つと思いますので、ぜひチェックしてみてください!

ニック式英会話はこんな人におすすめ

ニック式英会話は、特に大学まで英語を学び、文法知識の基礎はあるものの、スピーキングやリスニングに自信がないビジネスマンに最適です。学校で学んだ英語とは異なる、実践的で目から鱗の内容が満載です。

私自身もこのニック式英会話をゼロから英語力を伸ばすための初期段階で大いに活用しました。特に、英語を話すことに苦手意識がある方や、英語を聞き取る自信がない方には、ニック式英会話が非常に役立つでしょう。全く話せない、聞き取れない状態から、最低限のコミュニケーションができる基礎を効率よく築くことができるチャンネルです。

まとめ

この記事を通じて、ニック式英会話をどのように活用すれば効果的かをご理解いただけたと思います。興味を持たれた方は、ぜひ一度動画を見てみてください。

また、この記事を読んで、「自分が取り組むべき英語学習は何か?」と改めて考えるきっかけになった方もおられるかもしれません。そんな方には、プログリット(PROGRIT)の無料カウンセリング を受けてみるのもおすすめです。英語力の弱点分析や学習方法のアドバイスをもらえるため、自分に合った学習戦略を考える良い機会になります。

また、「プログリットは高価なので、もっと手頃な英語コーチングを探したい」という方には、ReSpark(リスパーク) がおすすめです。30日間で英語力と独学力を高めること を目的としたサービスで、大手英語コーチングと同等のクオリティを、よりお手頃な価格で受講できます。

特にReSparkは、英語力向上だけでなく「独学力を高めること」に重点を置いている点 が特徴的です。英語力の分析や学習方法を 丁寧かつ論理的に説明してくれるため、「英語力」という漠然とした概念を、整理された学習マップとして頭の中に描けるようになります。自分で学習を組み立てられる力も身につけたい方 には最適なサービスですので、ぜひ、無料カウンセリングを試してみてください!

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その他、さまざまな英語学習サービスのレビューもしています!

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モゴモゴバスターに興味はあるけれど、実際の効果やリアルな声が気になっている方は多いのではないでしょうか。

こんにちは、ニゴです。私はITスタートアップで働きながら、2年間で約500万円を使ってさまざまな英語学習サービスを活用してきました。そしてほとんど英語を喋れない状況から、今では多国籍のメンバーが集う英語を公用語とするスタートアップで、英語で働けるまでに成長することができました。

この記事では、たくさんの英語学習サービスを使用してきた私が、モゴモゴバスターを体験して得たリアルな感想と、学習プロセスおよびその効果を「私の忖度なし口コミ」としてお伝えします

この記事が、モゴモゴバスターがあなたの期待に応えるサービスかどうかを判断する手助けになれば幸いです。

モゴモゴバスターを始めたきっかけ

私がモゴモゴバスターを始めたのは、Youtubeや映画でネイティブの会話がほとんど理解できない時期でした。特に、ネイティブ独自の発音方法が大きな壁となっていました。そんな中、「ニック式英会話」というYoutubeチャンネルで、ネイティブ独自の音声変化があることを知りました。これをきっかけに、ネイティブの音声変化を聞き取れるリスニング力を鍛えたいと強く感じ、モゴモゴバスターに興味を持ち始めました。

モゴモゴバスターは、まさにその音声変化に特化した教材であり、評価も高かったため、これなら効果が期待できると感じました。また、90日間の返金保証がついていることもあり、始めるにあたって大きなリスクがないと判断できたのも、モゴモゴバスターを選んだ理由の一つです。

モゴモゴバスターの学習内容

モゴモゴバスターでは、総合練習を除くと合計36のレッスンがあります。契約後にアクセスできるメンバーズサイトを通じて、これらのレッスンを一つずつ進めていく形です。私の場合、1日1レッスンのペースで進めていましたが、1レッスンあたりの所要時間はおおよそ1〜1.5時間ほどかかる感覚でした。公式には、1レッスンに平均3〜4日程度かけても良いとされています。

学習の進め方は、主に以下の3つのステップで進行します。

  1. ネイティブの短い発音音声を聞く
    まず、ネイティブが話す短い音声を聞き、何を言っているのかを確認します。
  2. 発音ルールの解説を読む
    次に、その発音ルールに関する解説を読み、音の特性や変化を理解します。
  3. 自分で発音して耳と口に馴染ませる
    解説を理解した上で、他の音声を聞き、自分でも発音してみます。これにより、耳と口にその音を馴染ませていきます。

たとえば、ネイティブの「Tの発音」が「軽く弾いたDやRに近い音になる」ことは有名ですが、モゴモゴバスターでは、このような音声変化の特性を多くの練習を通じて染み込ませていきます。これらのルールは無数にあるわけではなく、限られた数の特性を学習することでリスニング力を確実に高めることができます。

このトレーニングを通じて、自分の頭の中にあるTの音の基準が、「ティー」ではなくネイティブの発音に近い「DやR」のような音に変わっていきます。その結果、映画やYoutubeでネイティブの会話を聞いたときに、その音が正しくTとして聞き取れるようになり、リスニング力が向上していくのがこの教材の狙いです。

一周やり終えて感じた変化と効果

モゴモゴバスターを一周やったからといって、いきなり聞こえなかった英語が聞こえるようになる、といった魔法のような効果は残念ながらありませんでした。これは、「リスニング力」を構成する要素が複数ある中で、モゴモゴバスターが解決するのは「音声知覚」力だけに特化しているからです。つまり、モゴモゴバスターは、リスニング力全体を向上させるのではなく、音声知覚力を鍛えるためのトレーニングなのです。

とはいえ、音声知覚の向上という意味では、一定の効果を実感しました。

具体的には、その後にイギリス、ドバイ、オーストラリアに語学留学に行った際、ネイティブの生の音声を聞いた時に、「あっ、これはモゴモゴバスターで学んだ感覚だ」と感じる瞬間が何度もありました。以前なら聞き取れなかったであろう単語が、モゴモゴバスターのトレーニングを通じて明確に聞き取れるようになっていたのです。

モゴモゴバスターを始めた当初は、リスニング力が上がったと感じられず、「あれ、効果がないのでは?」と疑問に思うこともありました。しかし、後になって「音声知覚部分だけを高めるトレーニングなんだ」と理解したことで、その効果を逆に実感できるようになりました。

このように、トレーニングの効果を感じるためには、そのトレーニングが「どの能力を上げるためのものか」を理解することが重要です。

良かった点と改善してほしい点

良かった点

まず、一つ目の良かった点は、本気を出せば1ヶ月ちょっとで1周を終わらせられる気軽さです。もちろん、何度も復習する方が効果的であることは間違いありませんが、僕のように飽き性の人にとっては、楽しくないトレーニングを繰り返すのは苦痛です。その点、モゴモゴバスターは一周するだけでも一定の効果を感じられましたし、1ヶ月でやり切った達成感を味わえるのも魅力的です。

二つ目は、90日間の返金保証があることです。さらに、金額も1万円以内という手頃さもあり、始めやすさが際立っています。書籍で学ぶよりも、実践的に学びたいタイプの人には特に向いていると感じました。

改善してほしい点

一方で、改善してほしい点としては、人によってはレベルが高く感じられる可能性があることです。というのも、ネイティブの発音の音声には、「本当にそう言ってる?」と思うほど省略されているような音声も多く、解説を聞いた後でもなかなか聞き取れない部分があるためです。初めての音声知覚の練習としてモゴモゴバスターを選ぶと、挫折してしまう人もいるかもしれません。

私の場合、モゴモゴバスターを始める前に「ニック式英会話」というYoutubeの「この英語聞き取れる?」シリーズを一通り見ていたため、音声変化に馴染みやすい状態で取り組むことができました。そのおかげで挫折することなく進められたと思います。ステップを踏んで進めたい方には、まず「ニック式英会話」を試すことをお勧めします。Youtubeなので完全無料で利用できます。詳細については、以下の記事をご覧ください。

YouTube「ニック式英会話」:全動画を見た私が語る効果とオススメ動画のトップ画像 YouTube「ニック式英会話」:全動画を見た私が語る効果とオススメ動画

こんな人にモゴモゴバスターが向いている

モゴモゴバスターが向いているのは、「リスニング力」の中でも「音声知覚」力を高めたいと考えている人です。

リスニング力は、「そもそも話されている英語が聞き取れているか?」という音声知覚の能力と、「聞き取れてはいるがそのスピードで理解できているか?」という意味理解の能力に分かれます。この教材は、音声知覚を高めるトレーニングに特化しているため、音声知覚に課題を感じている人にとっては非常に効果的です。

例えば、「日本人の英語は聞き取れるけど、ネイティブスピーカーの発音になると聞き取れなくなる」という人には、モゴモゴバスターが適しています。

まとめ

モゴモゴバスターは、リスニング力の中でも特に「音声知覚力」を鍛えられるサービスであることをお伝えしました。もしこの部分に課題感を感じられている方は、ぜひ試してみてください。

また、この記事を読んで、「自分が取り組むべき英語学習は何か?」と改めて考えるきっかけになった方もおられるかもしれません。そんな方には、プログリット(PROGRIT)の無料カウンセリング を受けてみるのもおすすめです。英語力の弱点分析や学習方法のアドバイスをもらえるため、自分に合った学習戦略を考える良い機会になります。

また、「プログリットは高価なので、もっと手頃な英語コーチングを探したい」という方には、ReSpark(リスパーク) がおすすめです。30日間で英語力と独学力を高めること を目的としたサービスで、大手英語コーチングと同等のクオリティを、よりお手頃な価格で受講できます。

特にReSparkは、英語力向上だけでなく「独学力を高めること」に重点を置いている点 が特徴的です。英語力の分析や学習方法を 丁寧かつ論理的に説明してくれるため、「英語力」という漠然とした概念を、整理された学習マップとして頭の中に描けるようになります。自分で学習を組み立てられる力も身につけたい方 には最適なサービスですので、ぜひ、無料カウンセリングを試してみてください!

英語コーチングサービスについて詳しく知りたい方は、プログリットに関して個別で体験談を書いているので、ぜひご覧ください!

私のプログリット(PROGRIT)体験談 | 3ヶ月間の学習内容と結果の全記録のアイキャッチ画像 私のプログリット(PROGRIT)体験談 | 3ヶ月間の学習内容と結果の全記録 ]]>
パタプライングリッシュ体験談:学習プロセスと効果をリアルに語る私の口コミhttps://nigo-eigo.com/patapura-experience/Mon, 19 Aug 2024 13:00:20 +0000https://nigo-eigo.com/?p=94

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パタプライングリッシュに興味はあるけれど、実際の効果やリアルな声が気になっている方は多いのではないでしょうか。

こんにちは、ニゴです。私はITスタートアップで働きながら、2年間で約500万円を使ってさまざまな英語学習サービスを活用してきました。そしてほとんど英語を喋れない状況から、今では多国籍のメンバーが集う英語を公用語とするスタートアップで、英語で働けるまでに成長することができました。

この記事では、たくさんの英語学習サービスを使用してきた私が、実際にパタプライングリッシュを体験して得たリアルな感想と、学習プロセスおよび効果を忖度なしでお伝えします。特に、仕事で実際に使えるビジネスフレーズを習得したいと考えている方にとって、パタプラがどのように役立つかを具体的に解説します。

この記事を読むことで、パタプライングリッシュがあなたの期待に応えるサービスかどうかを判断する手助けになれば幸いです。

パタプライングリッシュとは?

パタプライングリッシュは、ビジネス英語スピーキングに特化したオンライン教材です。主に英語の知識を実際のビジネスシーンで使える技能に変えることを目指しています。具体的には、英語の瞬発力を高めるために「パターンプラクティス」と「チャンク」のトレーニングを採用しています。

パターンプラクティスとは、一つの文型を何度も練習し、異なる表現に応用する方法です。これにより、さまざまなビジネスシチュエーションに即座に対応できる力を養います。また、チャンクは英語の「意味のかたまり」で、ネイティブスピーカーが自然に認識する2~8語の単位です。チャンクを使ったトレーニングでは、自然な英語のリズムや流れを習得し、スムーズな会話ができるようになります。

パタプライングリッシュは、音声教材が中心であるため、通勤時間や家事の合間など、スキマ時間を活用して学習できます。また、専門アドバイザーと共に学習計画を立てることで、効率的に学習を進めることが可能です。

パタプライングリッシュを始めたきっかけ

私がパタプライングリッシュを始めた理由は、ビジネス英語のフレーズを効率的に習得するためでした。

パタプライングリッシュは、ビジネスシーンで頻繁に使われるフレーズを、具体例の音声を通じて聞き取り、その後、音読を繰り返すことでフレーズを定着させるというアプローチです。英語で働くことを目指していた私にとって、この方法は非常に効果的だと感じました

さらに、60日間の完全返金保証があることも、始めやすさを後押ししました。結局、私はこの学習方法に満足し、継続して使用することになりました。

実際に取り組んだ学習内容の詳細

取り組んだ学習内容

パタプラのアプリを使った学習は、流れてくる音声をひたすら音読するというシンプルな方法です。私は合計71日間、総学習時間38.1時間、総レッスン163回の学習を行いました。アプリのユーザー体験(UX)は非常に良く、その日のレッスンが自動で表示され、復習も忘却曲線に基づいてタイミングよく提示されます。これにより、アプリの指示に従うだけで学習が習慣化され、非常にスムーズに進められました。

取り組んだ学習内容

パタプラの学習アプローチは、ビジネスでよく使われるフレーズを覚え、それを様々な形の「例文テンプレート」と掛け合わせて練習するというものです。例えば、「I need you to work on ~」というフレーズが仕事の依頼に使われる場合、このフレーズを使って「~」に入る様々な例文テンプレートを使い練習します。

例としては以下のようになります:

  • I need you to work on {creating a sales report.}
  • I need you to work on {preparing for presentation.}

このようにして、実際に使えるビジネスフレーズが自然に身につくのがパタプライングリッシュの特徴です。

学習効果を高めるための気づきと工夫

覚えるべきフレーズの見極め

パタプライングリッシュを使い始めると、だんだんとフレーズが口に馴染んでくる感覚が出てきます。しかし、全てのフレーズが自分の仕事に直接役立つわけではありません。

例えば、私の場合、マーケティングや事業開発に携わっているため、頻繁に出てくる「sales report」などのフレーズはほとんど使いません。このような場合は、そのフレーズを飛ばして、時間を有効に使うように工夫しました

自分の例文を作ることの重要性

さらに、自分の職務に合った例文を作ることが、フレーズの定着に大きく貢献することに気づきました。パタプライングリッシュでは、状況を具体的にイメージするよう指示がありますが、仕事に関連性が薄いと、そのフレーズが頭に入りづらいと感じることがありました。

そこで、私は以下の手順で自分の中にフレーズを定着させていきました:

  1. パタプラで自分に合ったフレーズをピックアップする。
  2. そのフレーズを使った例文をChatGPTで作成し、自分の業務に関連する内容にカスタマイズする。
  3. その例文をankiアプリに登録し、反復練習を行う。(ankiは、暗記単語カードを簡単に作れるアプリです)

この方法で、以下の2つのアプローチを組み合わせて学習を進めました:

  • パタプラではフレーズをピックアップし、そのフレーズを口に馴染ませる練習をする
  • ankiアプリでは、実務で使いそうな内容とセットでフレーズを覚える

このようにして、自分に必要なフレーズを効率的に学習することができました。

学習の効果

パタプライングリッシュを通じて、使えるビジネスフレーズが確実に増えたことは大きなメリットです。特に、音読という手法が、フレーズを頭に馴染ませるためのトレーニングとして非常に効果的であることを実感しました。

ただし、私がパタプラに取り組んでいた時期には、まだ実務で英語を使う仕事を得ていませんでした。そのため、せっかく覚えたフレーズも実際に使う機会がないと、やがて忘れてしまうという課題がありました。現在は、英語を使う仕事を得た後も、一部のフレーズだけが記憶に残り、実際に使用できていますが、全てを維持することは難しかったです。

したがって、この学習方法を最大限に活かすには、すでにビジネス現場で英語を使う機会がある人に特におすすめです。学んだフレーズをすぐに実務で使える環境があると、より確実にフレーズが定着し、学習の成果を実感できるはずです。

パタプライングリッシュの良かった点と悪かった点

良かった点

アプリが非常に使いやすい

パタプライングリッシュのアプリは非常にクオリティが高く、学習を習慣化しやすい設計になっています。ゲーミフィケーション要素があり、毎日提案されるタスクをこなすことで、忘却曲線に合わせた学習が完結するため、達成感を得ながら続けられます。

忙しい人でも「ながら学習」に向いている

パタプラは、歩いている時や電車に乗っている時など、いつでも学習が可能で、忙しい人に最適です。外では大きな声を出せませんが、歩きながら小声で、または電車の中で口を動かすだけでも一定の効果が得られると感じました。私も移動時間を学習に使いました。

使えるビジネスフレーズを増やしたい人にはうってつけ

音読の手法は、ビジネスフレーズを増やすのに非常に効果的です。すでに仕事で英語を使っている人にとっては、特に効果を感じやすい手法であり、強くお勧めできます。

悪かった点

テンプレの音読だけだと効果は半減しそう

テンプレートのフレーズだけを音読するだけでは、効果が半減する可能性があります。覚えるべきフレーズのピックアップと、それに合わせた自分独自の例文を作ることが重要です。関係のない例文を音読するだけでは、フレーズが意味とセットで定着しにくいと感じました。

これで話せるようにはならない。あくまでフレーズを増やす手法

このサービスは非常に効果的ですが、おすすめできる学習者は限定的です。具体的には、「日常英語のスピーキングが一定程度でき、実際にビジネス現場で英語を使う機会がある人」に最適なサービスです。まだ基礎的なスピーキング力が足りていない人には、このフレーズだけでは話せるようにはならないため、他のアプローチが必要です。パタプラは、あくまでビジネスシーンでの表現の幅を広げたい人に向いています。

自分の弱点を見極め、最適な学習法を見つけるために

パタプライングリッシュでの学習が、「現在の自分にとってどのような学習法が効果的なのか」を真剣に考えるきっかけになりました。

そして英語力が向上した今、まずは自分の弱点を正しく分析し、それに適した学習方法を見つけることの重要性を痛感しています。ただ教材を使い続けるのではなく、「この教材は自分の英語力のどの部分を強化するために使うのか?」と考えながら学習することで、より効率的な英語力を高められます。

そこでおすすめなのが、英語コーチングサービス ReSpark(リスパーク)」の無料カウンセリング を受けてみることです。

英語コーチングサービスとして有名なプログリット(PROGRIT)と異なる点は、始めやすく続けやすい価格設定であることと、英語力の向上に加えて「独学力を高めること」 に重点を置いている点です。英語力の分析や学習方法の提案を、丁寧かつロジカルに説明してくれるので、「英語力」という漠然とした概念を、「整理された地図」として頭の中に描けるようになってきます。

その結果、徐々に自分自身で弱点を見極め、数ある英語サービスの中から自分に合った学習プランを自ら組み立てられるようになります。こうして、単に「パタプラをやれば英語が話せるようになる」と考えるのではなく、「パタプラは自分の英語力の中で○○を強化するために使っている」という明確な目的意識を持てるようになるのです。

無料カウンセリングでは、弱点の分析やフィードバックを丁寧に行ってくれるので、ぜひ一度試してみることをおすすめします。

まとめ

パタプライングリッシュは、ビジネス英語を効果的に習得するための優れたツールです。特に、忙しい中でもスキマ時間を活用して学習したい方や、ビジネスシーンで使えるフレーズを増やしたい方にとって、大きな助けとなるでしょう。

また、英語の効率的な学習を進めるにあたっては、ReSpark(リスパーク)の無料カウンセリングを受けてみることをおすすめしています。受講されなくても、カウンセリングの中で英語力の弱点分析や学習方法のアドバイスをもらえます。ぜひ試してみてください。

最後に、私自身の学習の全記録は以下の記事で紹介していますので、ご興味ある方はご覧ください。

「ゼロから2年で英語IT職に転職!500万円で試行錯誤した英語学習全記録」のトップ画像 ゼロから2年で英語IT職に転職!500万円で試行錯誤した英語学習の全記録

その他、さまざまな英語学習サービスのレビューもしています!

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イングリッシュカンパニー体験談:上級セミパーソナルコースの忖度なしレビューhttps://nigo-eigo.com/english-com-experience/Mon, 19 Aug 2024 08:57:05 +0000https://nigo-eigo.com/?p=92

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イングリッシュカンパニー(English Company)の上級セミパーソナルコースに興味はあるけれど、「本当に効果があるのか」「実際どんなことをするのか」、
こんな疑問や不安を抱えている方は多いのではないでしょうか。

こんにちは、ニゴです。私はITスタートアップで働きながら、2年間で約500万円を使ってさまざまな英語学習サービスを活用してきました。そしてほとんど英語を喋れない状況から、今では多国籍のメンバーが集う英語を公用語とするスタートアップで、英語で働けるまでに成長することができました。

この記事では、たくさんの英語学習サービスを使用してきた私が、イングリッシュカンパニーの「上級セミパーソナルコース」で体験した学習プロセスや成果について、忖度なしでレビューします。

結論からいうと、私はこのサービスをオススメしません。

私は受講前に、上級セミパーソナルコースの口コミが知りたかったのですが、ネット検索しても出てこず、イングリッシュカンパニーに直接聞いても「ありません」と教えてもらえず、結果的に受講を後悔することになりました。

同じ思いをする人が減るように、できる限りリアルな実態をフラットな視点から書きたいと思います。
このレビューが、あなたの受講判断の参考になれば幸いです。

イングリッシュカンパニー上級セミパーソナルコースとは

イングリッシュカンパニーの上級セミパーソナルコースは、英語学習の効率を最大限に高めることを目指して設計されたプログラムです。コースの基本構成は、毎週1回のオンラインレッスン(2時間)が合計12回で、日本人講師が最大4名の生徒を担当します。レッスン以外の日は、毎日出される宿題をこなしながら自習を行い、英語力を高めていくスタイルです。

私が受講を決めた理由

私がこのコースを受講しようと決意したのは、語学留学から帰国後、日常会話には問題がなくなったものの、ビジネスシーンで深い考えを述べることに課題を感じたからです。

ビジネス英語を効率よく伸ばすことを目指し、短期間で一気にレベルを上げたいと思いました。また、イングリッシュカンパニーのWebサイトに記載されている通り、3ヶ月で「説明、要約、説得、会話」の4つのスキルを徹底的に鍛えるという触れ込みに大きな期待を抱いていました。

しかし、実際に受講してみると、その期待は大きく裏切られることとなりました。

実際の体験談から見る学習プロセスと効果

基本的な進み方

イングリッシュカンパニー上級セミパーソナルコースの基本的な進み方は、毎週1回、2時間のオンラインレッスンと、それ以外の日に行う宿題を組み合わせた形式です。オンラインレッスンは、日本人講師が担当し、1クラスは最大4名の生徒で構成されます。

レッスンの進行は基本的に日本語で行われ、スライドを使った講師の説明と、生徒同士の簡単なワークを織り交ぜたスタイルです。レッスン中に英語を話す時間は非常に限られており、実際の英語力向上は、レッスン外の自習期間に委ねられていると言っても過言ではありません。

受講前に感じた不安

受講前には、30万円近い高額な代金を支払ったことで期待が膨らんでいましたが、不安も感じていました。特に、教材がすべて紙で提供される点が問題でした。私は海外から受講していたため、オンラインでコンテンツを閲覧できるよう依頼したものの、提供されたオンラインシステムは非常にレガシーで使いづらいものでした。コンテンツが200以上も雑然と表示され、必要な資料を探すのに非常に苦労しました。これにより、受講開始前から「このコースは大丈夫なのか?」という不安が募るばかりでした。

オンラインレッスンの内容と実態

オンラインレッスンでは、講師がスライドを使って日本語で進行します。基本的に「説明、要約、説得、会話」の4つのスキルを高めるためのフレームワークが提示され、それに基づいて練習するスタイルです。しかし、英語で話す時間は非常に限られており、日本語での説明が中心です。レッスンの内容自体は、最初は新しい学びがありましたが、次第に同じフレームワークの繰り返しや、実務に役立たない内容が増えていきました。

例えば、「GeneralからSpecificに」というフレームワークが何度も紹介されましたが、これが英語学習にどう役立つのかが不明確でした。結果として、私はレッスンへの参加意欲を失い、途中からはレッスンに参加せず、録画を2倍速で確認するだけになりました。同様に他の生徒も途中から参加しなくなり、クラスには毎回1名しか参加しない状況が続いていました

宿題の内容と実態

宿題は、主に授業で行った内容の復習と、イングリッシュカンパニーが提供する「English Company Mobile(イングリッシュカンパニーモバイル)」を使った学習の2つに分かれています。

結論、宿題の出し方が非常に雑でした。私は他にもプログリットやGSETなど、様々な英語学習サービスを試してきましたが、その中でも宿題の出し方を軽視している印象です。

具体的には、「ホームプログラム」という名のGoogleドキュメントがシェアされ、そこに項目が並んでいる形です。生徒は実施すればステータスを更新するというやり方でした。

また、English Company Mobile(イングリッシュカンパニーモバイル)の学習内容は授業とは関連がなく、納得感が得られなかったため、私は別の自習に時間を費やすことにしました。宿題をやらなくても特に指導やフォローアップがないため、英語コーチングとしての役割も果たしていないと感じました。

イングリッシュカンパニーの課題と改善点

全体的なUX(ユーザー体験)の改善が必要

まず、イングリッシュカンパニー上級セミパーソナルコースの全体的なUX(ユーザー体験)が非常に悪く、受講者への配慮が感じられません。レガシーなシステムを使用していることは理解できますが、それでももう少し受講者の利便性を考えた設計にするべきだと感じました。情報があらゆる場所に分散しており、どこに何があるのかが非常に分かりづらく、私以外の生徒さんも「その教材はどこにありますか?」と何度も聞いているのを見ました。

コンテンツの質の向上が必要

コンテンツの質も大きな問題です。特に「説明、要約、説得、会話」のスキル向上にフォーカスしていますが、とても満足できる内容ではありませんでした。英語初学者ならまだしも、特に英語を使ってビジネスで成果を出したいと考えている受講者には、私はオススメできません。

授業の形式と内容の見直しが必要

授業の形式にも大きな改善の余地があります。現在の授業は座学中心であり、YouTubeの教育動画とさほど変わりません。実際、イングリッシュカンパニーのYouTubeチャンネルには、より有益なコンテンツが多く揃っています。授業形式を取るのであれば、インタラクティブな英語トレーニングに集中し、受講者がその場でスキルを磨けるような構成に変更することが求められます。例えば、グロービスのMBAプログラムのように、インプットは予習で済ませ、授業ではディスカッションや実践的なトレーニングに時間を費やすなどの形式も考えられます。

英語コーチングサービス自体はすごくいい!!

イングリッシュカンパニーには正直満足できませんでしたが、英語コーチングサービス自体はすごくおすすめです!私自身はプログリットの受講経験があります。

英語力が向上した今、まずは自分の弱点を正しく分析し、それに適した学習方法を見つけることの重要性を痛感しています。ただ見つけた教材やオンライン英会話を使い続けるのではなく、「この教材は自分の英語力のどの部分を強化するために使うのか?」と考えながら学習することで、より効率的な英語力を高められます。

そこでおすすめなのが、英語コーチングサービス ReSpark(リスパーク)」の無料カウンセリング を受けてみることです。

英語コーチングサービスとして有名なプログリット(PROGRIT)と異なる点は、始めやすく続けやすい価格設定であることと、英語力の向上に加えて「独学力を高めること」 に重点を置いている点です。英語力の分析や学習方法の提案を、丁寧かつロジカルに説明してくれるので、「英語力」という漠然とした概念を、「整理された地図」として頭の中に描けるようになってきます。

その結果、徐々に自分自身で弱点を見極め、数ある英語サービスの中から自分に合った学習プランを自ら組み立てられるようになります。こうして、単に「パタプラをやれば英語が話せるようになる」と考えるのではなく、「パタプラは自分の英語力の中で○○を強化するために使っている」という明確な目的意識を持てるようになるのです。

無料カウンセリングでは、弱点の分析やフィードバックを丁寧に行ってくれるので、ぜひ一度試してみることをおすすめします。

まとめ

イングリッシュカンパニーの上級セミパーソナルコースは、ビジネス英語を短期間で向上させたいと考える方にとって、一見魅力的な選択肢に思えるかもしれません。しかし、実際に体験してみて感じたのは、このコースが必ずしも全ての受講者に適しているわけではないということです。システムの使いにくさや、内容のフォーカスがビジネススキルに偏っている点など、改善の余地が多く残されています。

あなたがこのコースに投資する価値があるかどうか、そして本当に自分に合った学習方法を見つけるためには、もう少し慎重に検討することをお勧めします。

最後に、私自身の学習の全記録は以下の記事で紹介していますので、ご興味ある方はご覧ください。

「ゼロから2年で英語IT職に転職!500万円で試行錯誤した英語学習全記録」のトップ画像 ゼロから2年で英語IT職に転職!500万円で試行錯誤した英語学習の全記録

その他、さまざまなサービスのレビューもしております!

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GSET(ジーセット)体験談:学習プロセスと効果を忖度なしレビューhttps://nigo-eigo.com/gset-experience/Mon, 19 Aug 2024 08:21:22 +0000https://nigo-eigo.com/?p=88

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GSET(ジーセット)に興味はあるけれど、「本当に効果があるのか」「実際どんなことをするのか」、
こんな疑問や不安を抱えている方は多いのではないでしょうか。

こんにちは、ニゴです。私はITスタートアップで働きながら、2年間で約500万円を使ってさまざまな英語学習サービスを活用してきました。そしてほとんど英語を喋れない状況から、今では多国籍のメンバーが集う英語を公用語とするスタートアップで、英語で働けるまでに成長することができました。

この記事では、たくさんの英語学習サービスを使用してきた私が、実際にGSETを体験して得たリアルな感想と、学習プロセスを忖度なしでお伝えします。なぜGSETを選んだのか、どのように学習が進行していくのか、そしてその結果、どんな効果が得られたのかを詳しく解説します。

この記事を読むことで、GSETがあなたの期待に応えるサービスかどうかを判断する手助けになれば幸いです。

GSETとは?サービス概要と特徴

GSET(ジーセット)は、発音とリズムに特化した英語学習プログラムです。通常の英語学習サービスとは異なり、発音矯正とリズムトレーニングを中心に据えた独自のカリキュラムを提供しています。週に一度のネイティブ講師によるレッスンと、日々の宿題を通じて、受講者が継続的に学習を進められるようなプログラムが組まれています。特に発音の微妙な違いをネイティブから直接指導してもらえる点が大きな特徴です。

GSETをやろうと決めたきっかけと理由

私がGSETを始めようと思ったきっかけは、pivotの動画を見たことがきっかけです。以前から発音の矯正をテーマにしており、発音強化に特化したサービスを探していました。そこで、ネイティブが発音指導をしてくれることや、リズムや発声法にもフォーカスしているGSETに出会いました。

特に魅力的だったのは、週に一度のネイティブレッスンと、その間の日々の宿題というプログラム構成です。飽き性でサボりがちな私でも、これなら続けられると思えたのです。実際に、GSETでは発音だけでなく、英語らしいリズムや発声方法も学べるため、効果がありそうだと期待しました。

GSETってどんなことをするの?

実際のトレーニング内容と進行方法

GSETのトレーニングは、週に一度のレッスンと、その間の日々の宿題の二つで構成されています。これらはそれぞれ、発音とリズムの改善にフォーカスした内容となっており、受講者が継続的に学習を進められるよう工夫されています。

レッスンについて

レッスンは毎週50分間、ネイティブの先生と行います。私の場合、毎回違う先生になることが多いですが、どの先生も指導の質が高く、満足しています。レッスンは以下の3部構成になっており、それぞれのパートで異なるスキルを磨きます。

  • 発音のレッスン
    発音トレーニングは、配布されたPDF教材に沿って進められます。教材には、特定の子音や母音を練習するための単語がリストアップされており、例えば「F」なら「formal」や「find」といった単語が含まれています。トレーニングでは、最初にFやV、THといった子音の発音から始まり、その後、BLやBRのように子音が続く発音、そして母音の発音へと進んでいきます。私が受けた範囲では、基本的な発音の矯正に注力していましたが、教材はしっかりと段階を踏んで進むように設計されており、徐々に難易度が上がるようです。
  • リズムのレッスン
    リズムトレーニングでは、PDFに記載された3~4文程度の簡単な文章を使用します。まず自分で文章を音読し、それを先生が録音します。その後、先生が文章を音読し、受講者は「ストレスを置いているワード(強調して発音する単語)」と「ポーズ(息継ぎをする箇所)」の二つを聞き分け、それを基に再度音読を行います。このプロセスを繰り返すことで、英語のリズムを身体に染み込ませることができ、最後にもう一度自分で音読した録音と最初の音読を比較し、リズムの改善を確認します。
  • フリートーク
    このパートではフリートークと、GSETが提供する型を使ったシミュレーショントークが選べます。僕は一度シミュレーションを試しましたが、楽しくなかったのでその後はフリートークを選んでいます。オンライン英会話のフリートークと同じイメージですが、先生によっては、話した内容に対して適宜文法や発音の修正を行ってくれます。

宿題について

宿題は、発音、リズム、そして英語思考の3つのトレーニングに分かれています。宿題はレッスンで学んだ内容を基にしており、日々の学習習慣を形成するのに役立ちます。

  1. 発音のトレーニング
    レッスンで学んだ発音を自宅で繰り返し練習し、録音したものをメールで提出します。レッスンが進むにつれて、対象となる子音や母音が増えていきますが、日々の練習時間は約10分程度です。録音した音声に対するフィードバックは、スプレッドシートで翌日返され、各発音について問題があった単語と、ネイティブにはどう聞こえたかが示されます。これを基に、再度練習を行うことで、発音の改善を図ります。
  2. リズムのトレーニング
    リズムのトレーニングも同様に、レッスンで扱った文章を基に音読し、それを録音してメールで提出します。練習時間は約6分程度で、翌日、スプレッドシートを通じて8つの評価項目に基づいたフィードバックが返されます。これには、声の質、息の量、トーンの高低、子音・母音の発音、リンケージ、ストレス、ポーズ、スピード調整が含まれます。フィードバックを意識して再度練習を行うことで、リズム感を着実に向上させることができます。
  3. 英語思考のトレーニング
    英語思考のトレーニングは、毎日3つの質問に対して声に出して回答し、それをスプレッドシートに記載する形式で行われます。フィードバックは主に、リズムトレーニングと同じ視点で行われますが、私自身は初級の質問内容が簡単すぎて、やる気を維持するのが難しく、数回しか取り組めませんでした。

GSETの良かった点と改善してほしい点

良かった点

  • ネイティブに直接指導してもらえる点
    GSETの大きな魅力は、ネイティブスピーカーによる直接指導です。例えば、私の場合、Rの発音を意識しすぎるあまり、Lの発音すべき箇所でもRを使ってしまう癖がありました。これにより、「play」が「pray」に聞こえてしまうという問題が発生していたのですが、ネイティブ講師からのフィードバックでこの問題に気づき、改善することができました。このような細かい発音のニュアンスを、ネイティブスピーカーだからこそ気づけるという点が、GSETの強みだと感じました。
  • リズムをストレスとポーズに分解して教えてくれる点
    英語のリズムに関しても、GSETは非常に役立ちました。リズムトレーニングでは、英文の中で強調して発音すべき「ストレス」と、一度間を取る「ポーズ」という2つの要素に焦点を当てて教えてくれます。これにより、単に英語を音として捉えるだけでなく、リズムとしても理解できるようになりました。トレーニングを重ねることで、この感覚が自然と身につき、普段の会話でもリズムを意識して発音できるようになったのは大きな成果です。

改善してほしい点

  • 宿題のUX(ユーザー体験)が悪い
    一方で、GSETの宿題に関しては、ユーザー体験が非常に悪いと感じました。教材やフィードバックがPDF、スプレッドシート、Googleドライブといった複数のプラットフォームに分散して提供されており、非常に使いづらいです。例えば、発音やリズムのトレーニングのお手本音声を聞く際、毎回スプレッドシートのリンクを一つずつ開いて、各発音の音声ファイルを再生する必要があります。このプロセスは時間がかかり、ブラウザのタブが大量に開かれるため、ストレスがたまりました。その結果、次第に音声を聞くのが面倒になり、宿題に対するモチベーションが下がってしまいました。また、録音した音声ファイルを提出する際も、スマホで録音したファイルをメールで送信するという手間がかかります。これも手間が多く、利用者としては改善を求めたいポイントです。プログリットのように、アプリ内で録音してそのまま送信できるようなシステムがあれば、利便性が大幅に向上するでしょう。
  • 英語思考のトレーニングの意義と納得感が低い
    英語思考のトレーニングについても、効果を感じにくい点がありました。発音やリズムを改善するためにはフィードバックが役立ちますが、「英語思考を身につける」という点では、その意義があまり感じられませんでした。また、レッスン中にこの点について質問したところ、先生は宿題には関与していないため、事務局にメールで問い合わせるように言われましたが、その手間が面倒でその後は聞くことを諦めました。このように、宿題に対する納得感ややる気を持続させる工夫が不足している点も、改善の余地があると感じました。

GSETが自分に適しているかの判断ポイント

こんな人にはGSETが向いている/向いていないかもしれない

GSETは、発音改善や英語らしいリズムの習得を求める人には非常に向いているサービスです。しかし、スピーキング力全般を伸ばしたいという人には、GSETは最適ではないかもしれません。

発音とリズムにフォーカスしたい人にとっては、おすすめできるサービスですが、他のスキルを優先する人には別の学習方法を検討することをおすすめします。まずは、自分の英語力を俯瞰し、何を高めるべきかを理解した上で、それが発音やリズムの改善である場合にはGSETを選ぶと良いでしょう。

GSETを試すべきか迷っている方は無料体験へ

もし、発音改善や英語らしいリズムの習得が今の自分にとって必要だと感じたら、ぜひ一度GSETの体験レッスンを受けてみてください。無料で体験できるので、よりトレーニング内容のイメージが湧くと思います。

一方で、他のスキルを伸ばすことを優先したい場合は、他の選択肢に時間と労力を投資する方が良いかもしれません。いずれにせよ、「今の自分の弱み/課題は何か?」をしっかり把握し、それを克服するための学習方法を選ぶことが重要です。

まとめ

この記事では、GSETの学習プロセスとその効果について、私の実体験をもとに詳しくお伝えしました。

GSETは、発音とリズムの改善に特化した独自のプログラムであり、英語をより自然に話せるようになるための有効な手段です。しかし、英語学習は人それぞれで、何に取り組むべきかは個々の課題によって異なります。

だからこそ、自分にとって最も重要な学習ポイントは何かをしっかりと見極めることが大切です。GSETがあなたにとって必要なサービスかどうかを判断するためにも、まずは自分の弱点を理解することが重要です。

もし「自分が取り組むべき英語学習は何か?」に迷っている方は、ぜひプログリット(PROGRIT)の無料カウンセリングを受けてみてください。カウンセリングの中で英語力の弱点分析や学習方法のアドバイスをもらえます。

また、「プログリットは高価なので、もっと手頃な英語コーチングを探したい」という方には、ReSpark(リスパーク) がおすすめです。30日間で英語力と独学力を高めること を目的としたサービスで、大手英語コーチングと同等のクオリティを、よりお手頃な価格で受講できます。

特にReSparkは、英語力向上だけでなく「独学力を高めること」に重点を置いている点 が特徴的です。英語力の分析や学習方法を 丁寧かつ論理的に説明してくれるため、「英語力」という漠然とした概念を、整理された学習マップとして頭の中に描けるようになります。自分で学習を組み立てられる力も身につけたい方 には最適なサービスですので、ぜひ、無料カウンセリングを試してみてください!

最後に、私自身の学習の全記録は以下の記事で紹介していますので、ご興味ある方はご覧ください。

「ゼロから2年で英語IT職に転職!500万円で試行錯誤した英語学習全記録」のトップ画像 ゼロから2年で英語IT職に転職!500万円で試行錯誤した英語学習の全記録

その他、さまざまなサービスのレビューもしております!

私のプログリット(PROGRIT)体験談 | 3ヶ月間の学習内容と結果の全記録のアイキャッチ画像 私のプログリット(PROGRIT)体験談 | 3ヶ月間の学習内容と結果の全記録 パタプライングリッシュ体験談:学習プロセスと効果をリアルに語る私の口コミのトップ画像 パタプライングリッシュ体験談:学習プロセスと効果をリアルに語る私の口コミ モゴモゴバスター体験談!1ヶ月でやり切った私の忖度なし口コミのトップ画像 モゴモゴバスター体験談!1ヶ月でやり切った私の忖度なし口コミ イングリッシュカンパニー体験談:上級セミパーソナルコースの忖度なしレビューのトップ画像 イングリッシュカンパニー体験談:上級セミパーソナルコースの忖度なしレビュー YouTube「ニック式英会話」:全動画を見た私が語る効果とオススメ動画のトップ画像 YouTube「ニック式英会話」:全動画を見た私が語る効果とオススメ動画 ]]>
私のプログリット(PROGRIT)体験談 | 3ヶ月間の学習内容と結果の全記録https://nigo-eigo.com/porogrit-experience/Mon, 19 Aug 2024 03:33:56 +0000https://nigo-eigo.com/?p=79

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プログリット(PROGRIT)に興味はあるけれど、入会を決断するのはちょっと不安……
こんな疑問や不安を抱えている方は多いのではないでしょうか。

こんにちは、ニゴです。私はITスタートアップで働きながら、2年間で約500万円を使ってさまざまな英語学習サービスを活用してきました。そしてほとんど英語を喋れない状況から、今では多国籍のメンバーが集う英語を公用語とするスタートアップで、英語で働けるまでに成長することができました。

この記事では、たくさんの英語学習サービスを使用してきた私が、プログリットで経験した3ヶ月間の学習プロセスや具体的な成果を詳しくお伝えします。結論、プログリットは期待を大きく上回る効果を得られました。記事内にも記載した「無料体験」だけでもやるメリットが大きいですので、ぜひ興味のある方はご覧ください。

私の経験が、あなたが次の一歩を踏み出すための助けになれば幸いです。

プログリットとは何か?

プログリット(PROGRIT) は、英語コーチングサービスの中でも特にビジネスパーソンに向けて設計されたプログラムです。プログリットは、英語力を構造的に分解し、個々の弱点に焦点を当てたトレーニングを提供することで、短期間で効率的に英語力を向上させることを目指しています。

プログリットの特徴としては、専属のコンサルタントによる毎週のカウンセリング学習時間を効率的に管理する独自アプリ、そして一人ひとりに最適化された学習プランが挙げられます。これにより、単なる英語学習ではなく、ビジネスの現場で通用する実践的なスキルを身につけることができます。

本田圭佑が広告をやっているということでご存知の方も多いかもしれません。

プログリット(PROGRIT)

プログリットをはじめたきっかけ

私がプログリット(PROGRIT)を選んだ理由は、当時の英語学習の停滞感と、モチベーションの維持に苦労していたことにあります。英語学習を始めて数ヶ月が経ち、独学では限界を感じていました。知識は増えているものの、リスニングやスピーキングの実力が向上しないという感覚がありました。

また、私は飽き性でモチベーションの波があり、学習の継続が難しいことも課題でした。そんな時、英語学習のライザップとも呼ばれるプログリットに興味を持ち、無料体験を受けてみることにしました。体験では、自分の弱点を構造的に分析し、それに基づいたトレーニングを提供してくれるアプローチが非常に納得感があり、入会を決めました。

プログリットのアプローチは、「なぜこのトレーニングをするのか?」という理由を明確にし、自分の弱みを克服するための具体的な方法を提供してくれるものでした。IT業界で働く私にとって、ロジカルに考えながら学習を進められるスタイルは非常に魅力的で、体験を受けたその日に即決しました。

プログリットでの学習プロセス

学習を始める前の準備

プログリットの学習を始める前に、まずは自分の現状の英語力を正確に把握するため、Versantという英語テストを受けました。その結果は38点で、CEFRではA2レベルに相当する初級者レベルでした。A2レベルとは「日常的な話題や個人的に興味のある分野について、簡単な単語やフレーズを使って、短い文章を話すことができる」とされています。

versantのスコアと基準

その後、担当コーチと共に、3ヶ月のコーチング期間と1年後の目標を立てました。具体的な目標は以下の通りです。

3ヶ月の目標
  • Versantの点数を43(CEFRの中級者B1レベル)に引き上げる
  • 英語の記事を日本語の1/2のスピードで8割理解する
  • 英語のラジオを6割理解できるようにする
  • 外国人との飲み会で最低限のコミュニケーションができる(聞きたいことが聞ける、返答を8割理解、ネイティブ同士の会話を6割理解)
1年後の目標
  • Versant目標:51点(CEFRの中級者B1+レベル)
  • 英語の記事を苦なく(日本語記事と同じ感覚で)読めるようにする
  • 英語のラジオ(または英語のカンファレンス)を8割理解できるようにする
  • 外国人の友人と8割型コミュニケーションが取れるようにする

弱みに基づいて設計されるオリジナル学習プラン

3ヶ月間の英語学習が開始されました。学習の初めに、担当コーチが私の弱点を徹底的に分析し、設定した目標に向けた具体的な学習プランを設計しました。私の弱みとしては、リスニングでの音声知覚の不足と、スピーキングでの表現の幅の狭さ、即時にフレーズを引き出せない点が挙げられました。

リスニング: 音声知覚が弱いため、音声の理解力を高める必要がありました。
スピーキング: ニック式英会話で基本的なフレーズは習得していたものの、表現力をさらに向上させ、咄嗟に使えるフレーズとボキャブラリーを増やす必要がありました。

私は1日3時間の学習時間を確保することに決めました。その3時間の割り当ては以下のようにしました。

  • シャドーイング (1時間): 音声知覚の向上を目的に、リスニング力を強化するためのトレーニングです。
  • 単語学習 (30分): ボキャブラリーを増やし、表現の幅を広げるための時間です。
  • 瞬間英作文 (1時間): 使用できるフレーズを増やし、表現力を広げるための練習です。
  • 1分間スピーチ (30分): 英語をゼロから組み立て、即座に話せる力を鍛えるための練習です。

またこれらの主要なトレーニングに加え、3ヶ月間は以下の活動にも取り組みました。

  • 多読: 幅広いジャンルの英語テキストを読むことで、読解力を養いました。
  • 週一回の英会話: 定期的な会話練習を通じて、実践的なスピーキング能力を向上させました。
  • 速読トレーニング: 速く読んで意味を理解する力をつけるためのトレーニングです。

週に1回1時間の担当コーチとの面談

これらのトレーニングを続ける一方で、週に1回の1時間の担当コーチとの面談がありました。この面談では、以下のプロセスが行われました。

  1. テスト実施: 簡単なテストを通じて、自分のトレーニング成果がどれくらい出たかを計測します。
    • 前週の学習範囲であった、単語や瞬間英作文のテストを担当コーチと行います。
  2. 次の課題設定: テスト結果をもとに、担当コーチが次に取り組む課題を設定します。これには以下のような調整が含まれることがあります。
    • トレーニング内容の変更: 同じトレーニングでも意識すべきことを変える、またはレベルを上げたものにチャレンジする。
    • 時間配分の調整: トレーニング項目の時間配分を調整する。
    • 新たなトレーニングの追加: 新たなトレーニングを追加したり、既存のトレーニングを見直す。

これらのカウンセリングを通じて、日々の学習を効果的に進めるためのフィードバックとアドバイスを受けることができました。

実感した成果と効果の高かった学習法

プログリットでの3ヶ月間の学習の結果、まずVersantのスコアは38点から53点まで上がりました。3ヶ月どころか1年後の目標で設定していた51点を超えるスコアで、担当コーチからも「プログリット受講者の中でもなかなかここまで伸びた方はいない!」と言ってもらえました。

また具体的に私が実感した効果がこちらです。

リスニング力の飛躍的向上

リスニング力は特に大きく向上しました。映画は字幕を読めば6割型理解できるレベル、オンライン英会話にいたっては講師の方が話す内容のほとんどが理解できるレベルにまで上がりました。

特に効果が高かったと感じる学習法としては、シャドーウィングと速読トレーニングが挙げられます。

  1. シャドーウィング:
    音声知覚の向上を目的に取り組みました。初めは発音できない音が聞き取れず、そこを改善するためのトレーニングです。プログリットのアプリでは、音源の速さをWPM(Words per Minute)で測定します。最初はWPM160の本田圭佑さんの音源から始め、4日間毎日シャドーウィングを実施しました。最初は全くできなかったものの、アプリ内で録音したものを送付し、改善点を指摘されて修正する学習を継続することで、3ヶ月目にはWPM200のイーロン・マスクやレディー・ガガのインタビュー音源でもシャドーウィングが可能になりました。
  2. 速読トレーニング:
    音声を聞き取れる力を高めるシャドーイングに対して、聞き取った音声をそのスピードのまま理解できる「意味理解」の力を向上させることを目的に取り組みました。毎日一つの長文を、15回速読で読み上げます。この読み上げている最中にも常に意味を感じとりながら読むことで、意味理解力を高めるトレーニングです。これにより、普段文章を読む際の理解力も上がりましたし、英語処理能力が高まった結果リスニング力も上がったと感じています。

スピーキング力の向上

スピーキング力も明確に実感するほど伸びました。それまでは簡単な英語の短文を話せるレベルでしたが、オンライン英会話では先生とフリートークを普通に楽しめるレベルにまで上がりました。

特に効果的だったトレーニングは以下の通りです。

  1. 1分間スピーチ: 毎日与えられたテーマについて1分間話し続ける練習をしました。内容の構成に関係なく、止まらずに話す力を鍛えるためのトレーニングです。
  2. 瞬間英作文: 書籍でも有名なこのトレーニングでは、日本語から瞬時に英語に翻訳して発話する練習を行いました。プログリットのアプリ内で実施できるこのトレーニングは、非常に使いやすかったです。これにより、簡単なトピックであれば比較的瞬発的に話せるようになり、3ヶ月の間に大きな進歩を実感しました。

副次的効果

また、プログリットを通じて得られた最大の副次的効果は、自己分析と効率的なトレーニングを行うためのフレームワークが身についたことです。ビジネスで問題解決に取り組む際と同様に、英語学習でも「なぜこのトレーニングが必要なのか」を分析し、必要なトレーニングを選び取る視点が得られました。これは、今後の英語学習においても大きな財産となりました。

プログリットのメリット・デメリット

メリット

  1. 納得感の高いトレーニング
    プログリットでは、自分の弱点を把握し、その上で納得感のあるトレーニングを行うことができました。担当コーチが丁寧に質問に答えてくれるため、学習の効果を確信して取り組むことができました。
  2. 学習習慣が身につく
    プログリットでは、週に一度のカウンセリングがあることで、継続的に学習を続けるためのモチベーションが保たれました。学習の継続は英語学習において最も難しい部分ですが、コーチのサポートと頻繁なPDCAサイクルのおかげで、計画通りに進めることができました。
  3. 高いUX(顧客体験)
    プログリットの独自アプリやサービス全体のUX(顧客体験)は非常に高く、使いやすさが際立っていました。学習時間の記録やコーチとのコミュニケーションがスムーズで、これまで使ってきた他の英語学習サービスとは一線を画すものでした。スタートアップらしい洗練されたサービス設計が体験を豊かにしてくれました。

デメリット

  1. 料金が高い
    プログリットは非常に効果的なサービスですが、その分料金が高いのがデメリットです。私も本当はもっと長く続けたかったのですが、コストの問題で3ヶ月で終了し、その後はアプリだけ利用できるコースに切り替えました。とはいえ、担当コーチが終了後1年間の学習プランも提案してくれたので、それを参考に自分で継続することができました。
  2. 日々の学習時間の確保が難しい
    プログリットでは1日1.5時間以上の学習時間を確保することが推奨されますが、忙しいビジネスパーソンにとってはこれが難しい場合があります。担当コーチとの作戦会議で時間の作り方を相談できますが、それでも時間が確保できない場合は、プログリットを受講するタイミングを見極めることが重要です。最低限の時間が取れないと、効果を十分に発揮できない可能性があります。

英語コーチングでは「独学力」を高めるのがおすすめ!

プログリット(PROGRIT)を3ヶ月間体験した結果、私自身の英語力が大きく向上しただけでなく、学習に対する考え方やアプローチも劇的に変わりました。

もし、あなたが今、英語学習に停滞感を感じていたり、自己流の学習に限界を感じているのであれば、プログリット(PROGRIT)の無料カウンセリングを一度試してみましょう。実際に自分の英語力を分析し、どのように学習を進めれば効果的かを知ることができます。

また、「プログリットは高価なので、もっと手頃な英語コーチングを探したい」という方には、ReSpark(リスパーク) もおすすめです。30日間で「英語力」と「独学力」を高めること を目的としたサービスで、大手英語コーチングと同等のクオリティを、よりお手頃な価格で受講できます。

特にReSparkは、英語力向上だけでなく「独学力を高めること」に重点を置いている点 が特徴的です。英語力の分析や学習方法を 丁寧かつ論理的に説明してくれるため、「英語力」という漠然とした概念を、整理された学習マップとして頭の中に描けるようになります。 ぜひ、無料カウンセリングを試してみてください!

最後に、私自身の学習の全記録は以下の記事で紹介していますので、ご興味ある方はご覧ください。

「ゼロから2年で英語IT職に転職!500万円で試行錯誤した英語学習全記録」のトップ画像 ゼロから2年で英語IT職に転職!500万円で試行錯誤した英語学習の全記録

その他、さまざまなサービスのレビューもしております!

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ゼロから2年で英語IT職に転職!500万円で試行錯誤した英語学習の全記録https://nigo-eigo.com/english-learning-2years/Wed, 14 Aug 2024 00:55:00 +0000https://nigo-eigo.com/?p=44

※一部広告が表示されます 「人生をもっとグローバルに拓きたい」。 ITスタートアップで働いていた私は、そんな強い想いを抱き、この2年間で約500万円を英語学習に費やしてきました。当時は簡単な質問すら英語でできないほどの英 ... ]]>

人生をもっとグローバルに拓きたい」。 ITスタートアップで働いていた私は、そんな強い想いを抱き、この2年間で約500万円を英語学習に費やしてきました。当時は簡単な質問すら英語でできないほどの英語力でしたが、さまざまな英語学習サービスや学習方法を試しながら、少しずつ成長してきました。

そして現在では、多国籍のメンバーが集う英語を公用語とするスタートアップで、英語で働けるまでに成長しました。

この記事では、私がこの2年間でどのようにして英語力を伸ばしてきたのか、その全過程を詳細に紹介します。

特に、

  • 効率的に最短で英語力を伸ばしたい
  • 飽きっぽくて英語学習が続かない
  • 将来的に海外移住や英語を使った仕事をしたい

という方に読んでいただきたいです。

私自身、飽きっぽくてなかなか学習が続かない中、さまざまなサービスや学習法の試行錯誤してきました。そんな中で、本当に効果を実感したサービスや学習方法を包み隠さずお伝えします。ぜひ最後までお付き合いください。

英語学習のきっかけはweb3。人生を世界へ拓くと決めた日

私が英語学習を始めたのは、ブロックチェーン技術を利用したweb3業界にハマったことがきっかけでした。この業界はグローバル展開が基本で、情報収集やユーザー同士の会話はすべて英語。しかし、2年前の私はGoogle翻訳に頼り切りでした。

徐々に英語に触れる機会が増える中で、特に大きな転機となったのが、大好きなweb3プロジェクトの創業者と飲む機会を得たときでした。このプロジェクトは世界的にも有名で、Nikeが数百億円を費やして買収した業界のトップランナー。少しだけ英語の勉強を始めていた私は、この貴重なチャンスに胸を躍らせていました。

しかし現実は最悪でした。多国籍のユーザーが参加する場で、私の英語力では質問一つ満足にできず、会話の内容もほとんど理解できませんでした。たくさん話したいこと、聞きたいことはあるのに、すごく悔しい思いをしました。

この経験から、「世界中の人ともっと会話がしたい」「趣味だけでなく仕事や生活を含めて、人生全体を世界に拓きたい」と強く思うようになりました。

これを転機に、私の英語学習が本格的に始まりました。「いかに効率よく最短で英語を習得するか」を常に問い続け、試行錯誤を始めました

2年前の英語レベルは最底辺だった

大学卒業後、英語学習からは完全に遠ざかっていました。その結果、私の英語力は最底辺と言えるレベルにまで落ち込んでいました。具体的には、簡単な質問文を作ることすら難しかったですし、リンキングやtの発音変化などの基本的な発音のルールや、going toがgonnaになるといった基礎的なことも全く知りませんでした。まさにゼロからのスタートでした。

しかし、そんな状態から2年間で、英語で働けるまで英語力を引き上げることができたのです。

ここからは、この2年間に自分が使ってきた主なサービスや学習法を紹介します。

2年間の試行錯誤:英語学習の全記録

学習の全体感

この2年間、「いかに効率よく、最短で英語を習得するか」を考えながら、さまざまな英語学習サービスを試してきました。ざっくり計算すると、約500万円を費やしていました。もちろん、全てのサービスが良かったわけではありません。お金をドブに捨てた思いもしてきました。

この章では、これまでに主に取り組んできた英語学習サービスをまず表でご紹介します。上から取り組んだ時系列です。その後、なぜそのサービスに取り組んだのか、どのような効果があったのか、そしてどんな人におすすめできるのかを、忖度なしでリアルに詳細レビューしていきます。

ここからは、実際の体験レビューです。私が取り組んだ順に時系列で記載しています。
より詳しいレビューは後日書きますが、オススメ度の5段階評価とともに忖度ない感想を書きます。

(1) ニック式英会話:評価5

最初は独学から始めました。いろんな英語系Youtuberを見てたどり着いたのが「ニック式英会話」でした。2ヶ月ほどかけてほとんど全ての動画を見たと思います。
ゼロから英語を学び始める初学者にとって、ニック式英会話は非常に効果的でした。特に2つの点で役立ちました。

一つ目は、スピーキングの基本の型が身につくことです。後に紹介する「ニック式英会話アプリ」や「ニック式英会話 Speaking Map」も、このスピーキングの型を強化するために大変役立ちました。具体的には、この動画(リンクはこちら)で紹介されているように、英語を話す際にまず主語を選び、その後時制や肯定/疑問/否定を考えるという整理ができます。この方法により、主語や時制を変えながら最低限必要なスピーキングの型が手に入ります。スピーキングを伸ばしたい人は、まずこの方法を試すことをオススメします。

二つ目はリスニングの観点です。特にお勧めなのが、「この英語聞き取れるかな?」のプレイリスト(リンクはこちら)です。これを一周するだけで、tの発音やリンキング、himやherのhが落ちることなど、ネイティブの発音ルールが身につきます。最初は何を言っているのか分からないかもしれませんが、このプレイリストを一周するだけで、リスニング力が劇的に向上する感覚が得られると思います。

詳しくはこちらの記事もご覧ください。

YouTube「ニック式英会話」:全動画を見た私が語る効果とオススメ動画のトップ画像 YouTube「ニック式英会話」:全動画を見た私が語る効果とオススメ動画

(2) ニック式英会話アプリ: 評価3

ニック式英会話の基本の型を練習できるアプリです。「ニック式英会話」の動画をインプットし続ける中で、よりスピーキングの型を自分に染み込ませたいと考えて使い始めました。ニックの動画を見ることと並行して、延べ6ヶ月ほどは利用していたと思います。

ニックのYouTubeチャンネルを見て効果を感じた方には特にオススメめです。買い切り型のアプリで、私もこれでスピーキングの型をある程度身につけました。

(3) モゴモゴバスター: 評価3

ニックでリスニングの基礎が身についたとはいえ、映画を見てもほとんど聞き取れない状況でした。そこで始めたのがモゴモゴバスターです。モゴモゴバスターは、ネイティブの発音の癖をさらに深く知ることができる教材です。実際に1ヶ月ほどかけて一気にやり切りました。

やり終えたすぐの段階では正直効果は感じませんでした。というのも、びっくりするくらい省略されたネイティブ発音が多く、YouTubeなどある程度キレイな英語に触れていた自分では実感ができませんでした。しかし、語学留学に行ってから効果を感じ始めました。「あ、あの時モゴモゴでやってた発音だ」と気づくことが何度かありました。

ただし、初学者には少しハードルが高いと感じるかもしれません。私はニック式英会話をある程度終えた後に、この教材に取り組みましたが、その順番をオススメします。

詳しくはこちらの記事もご覧ください。

モゴモゴバスター体験談!1ヶ月でやり切った私の忖度なし口コミのトップ画像 モゴモゴバスター体験談!1ヶ月でやり切った私の忖度なし口コミ

(4) プログリット ビジネス英会話コース(3ヶ月): 評価5

このプログリット(PROGRIT)は非常に良かったです。ここまで独学でやってきた私にとって、その後の学習方法をより効率的に変えた転機になりました。

特に2つの点が優れていました。

一つ目は、自分の弱みを論理的に把握し、それを強化するトレーニングができることです。
スタートアップで働いてきた私にとって、ロジカルに問題解決を図る手法は非常に納得感があり、向いていました。
例えば、リスニングが弱い場合、その原因を「音を聞き取る力が弱いのか」「音は聞き取れているが、そのスピードで理解する処理能力が弱いのか」「音も理解もできているが、ボキャブラリが足りず理解できないのか」などに分解し、適切なトレーニングができます。プログリットに通ってから、「今の自分は何をトレーニングすべきか?」という意識ができ、学習効率が大きく向上しました。

二つ目は、モチベーションの維持です。
毎週コーチとの面談があり、そこで簡単なテストと学習プランを立てます。学習時間や進捗も専用アプリで記録でき、コーチの管理アプリと同期するため、UXも非常にスマートです。これまで他の英語コーチングも試しましたが、UXのスマートさではプログリットが一級品でした。コーチの質も高く、納得感を高めたい私にとって、ロジカルに深掘りした質問にも丁寧に答えてくれました。

受講されなくても、プログリット(PROGRIT)の無料カウンセリングの中で英語力の弱点分析や学習方法のアドバイスをもらえるので、ぜひ無料カウンセリングだけでも受けてみてください。

より詳しく知りたい方はぜひこちらをご覧ください。

私のプログリット(PROGRIT)体験談 | 3ヶ月間の学習内容と結果の全記録のアイキャッチ画像 私のプログリット(PROGRIT)体験談 | 3ヶ月間の学習内容と結果の全記録

(5) パタプライングリッシュ: 評価3

これは、プログリットの3ヶ月が終了し、ある程度スピーキングのベースができた段階で、ビジネス英語のフレーズを習得するために始めたのがパタプライングリッシュでした。内容としては、ビジネスでよく使うフレーズを具体例の音声で聞き、その後音読を繰り返すことでフレーズを定着させるアプローチです。

3ヶ月程度、毎日継続して続けていました。結果、効果はビジネスフレーズを増やすことへの効果は感じましたが、最大限効果を出すためには学習方法を工夫することが必要だと感じました。この経験から、私は自分なりにビジネスフレーズを増やす効率的な手法を考え出し、現在はそれを実践しています。具体的には、毎週3つの重点フレーズを決め、それをひたすら使って覚える方法です。この手法については、別の記事で詳しく紹介したいと思います。

パタプライングリッシュの詳細はこちらもご覧ください。

パタプライングリッシュ体験談:学習プロセスと効果をリアルに語る私の口コミのトップ画像 パタプライングリッシュ体験談:学習プロセスと効果をリアルに語る私の口コミ

(6) Bizmates(オンライン英会話): 評価3

パタプライングリッシュと同じ頃に、ビジネス英語のフレーズを高めながら、アウトプットの機会を増やすために始めました。「会議で使う英語」「プレゼンテーションで使う英語」など、シーン別にまとまったカリキュラムがあり、ビジネスフレーズを増やすことには一定の効果を感じました。

しかし結論として私は長期間継続することができませんでした。

実は、その以前の独学時期にも2回ほど挑戦していました。しかし一番継続して取り組めた時でも1.5ヶ月程度で、なかなか継続することができませんでした。これは正直、Bizmatesに問題があるというよりは、オンライン英会話という手法は自分にとって合わない手法であると感じました。

自分の場合、いざレッスンが始まると比較的楽しめるのですが、どうしても事前の予約や始めるまでに面倒さを感じてしまうのと、毎回新しい先生と会話することへの億劫さが原因かなと感じています。

(7) ニック式英会話 Speaking Map: 評価3

久々に「ニック式英会話」を見ていると、ニックが新教材を発表していました。その教材がこちらです。

スピーキングの基本の型を習得するのに役立つツールです。ただ、私がこれを始めた時にはすでにある程度型が身についていたため、少し物足りなく感じ、2週間ほどでやめました。しかし、まだ型が身についていない、例えばIとheを入れ替えた文章をすぐに作れないとか、Itの文章をすぐ作れないという方には非常にオススメです。

(8) イギリス、ドバイ、オーストラリアでの語学留学: 評価5

本格的な英語学習を始めてから約1年後、さらに英語環境に浸るために海外に出ました。行き先はイギリス、ドバイ、オーストラリアで、約1年間リモートワークをしながら語学留学をしました。

結論、語学留学は「Immersion Learning(イマージョン学習)」を実践する最高な環境であり、適切なタイミングで活用することで、非常に効果が高いと感じます。

ちなみにイマージョン学習とは、学びたい言語やスキルを自然な環境で実際に使用しながら習得する方法です。英語をシャワーのように浴び続けることで、頻繁に聞くフレーズが脳に定着し、まるで赤ちゃんが言語を覚えるように自然に英語を習得していく感覚を味わえます。

実はこの手法は、留学せずとも実践できます。帰国後も私が実践している学習法の一つが、イマージョン学習です。私が実践している具体的なやり方は後日紹介しますが、イマージョン学習を実践されている方のこの動画は必見です。興味のある方はご覧ください。

私の経験では、イマージョン学習はスピーキングやリスニングの基礎がある程度できてから取り組む方が、圧倒的に効果的だと感じています。語学留学に行く方には、行く前の学習を強くオススメします。

(9) イングリッシュカンパニー(上級セミパーソナルコース): 評価1

語学留学から帰国後、日常会話には問題がなくなったものの、ビジネスシーンで深い考えを述べることに課題を感じ、ビジネス英語を効率よく伸ばすことを目的に始めたのがイングリッシュカンパニー(ENGLISH COMPANY)の上級セミパーソナルコースでした。しかし、結論として、これまで利用した有料サービスの中で最も満足度が低いものでした。

細かいレビューは下記の記事に書きましたが、教材の質、講師の質、使用しているツールの質、サービス全体のUX、どれを取っても期待を大きく下回りました。実際、生徒4人がいるクラスでしたが、途中からは1名しかほとんど参加していませんでした。授業に出る時間が勿体なく、後日シェアされる授業の録画ビデオを2倍速で見るようにしていました。価格も30万円近くと高額であるため、金銭的・時間的投資に対する効果は最低レベルでした。

実はサービスを検討時に、利用者の声がないかと運営に問い合わせましたが「ないです」との回答がありました。Webで調べても情報が出てこなかったので不安がありましたが、その不安は的中してしまいました。同じような方が出ないように、できるだけ具体的なレビューを書きましたので検討中の方はご覧ください。

イングリッシュカンパニー体験談:上級セミパーソナルコースの忖度なしレビューのトップ画像 イングリッシュカンパニー体験談:上級セミパーソナルコースの忖度なしレビュー

(10) GSET(ジーセット): 評価4

現在の私の学習目標の一つが、「発音の改善」です。そのために始めたのがGSET(ジーセット)です。月額6~7万円と高額ですが、ネイティブ講師が細かく発音矯正をしてくれることと、動画メディアPivotでの紹介動画で創業者の話に納得感と共感を覚えたので始めました。

結論として、発音は早めに矯正したほうが良いと感じています。理由は、複利のように後々大きな影響を及ぼすからです。また発音向上はリスニング向上にも大きく寄与します。

詳細はこちらの記事をご覧ください。

忖度なしGSET体験談:学習プロセスと効果をリアルに語る私の口コミのトップ画像 GSET(ジーセット)体験談:学習プロセスと効果を忖度なしレビュー

(11) ネイティブキャンプ(チョコッとキャンプ): 評価4

海外から帰ってきた私の、日常的なアウトプットの場の一つが、このチョコッとキャンプです。
オンライン英会話が続かないけれど、日常的に英語をアウトプットする習慣を増やしたかった私にとって、このサービスは痒い所に手が届く一押しのサービスです。

簡単に言うと、スマホで1日10分だけ英会話できるサービスです。30分のレッスンは長く感じて続かなかった私も、これなら移動中(普段よく歩いているので)にスマホで10分だけ会話でき、楽しく続けられています。

細かいレビューは別途書こうと思います。ただ、このサービスも、ある程度型ができた上で取り組むのが効果的だと思います。2年間英語学習をしてきて総じて思うのは、まずインプットが非常に大事だということです。

試行錯誤して気づいた、最速で英語力を伸ばす考え方

これまでさまざまな試行錯誤を重ねてきた結果、効率的に最速で英語力を伸ばすためには以下の2つを螺旋階段のように繰り返していくことだと感じました。

  1. 自己認識:自分の課題を認識する
    • 自己認識とは、自分の英語レベルや弱点を正しく把握することです。例えばリスニングが弱い場合、その原因を「音を聞き取る力が弱いのか」「音は聞き取れているが、そのスピードで理解する処理能力が弱いのか」を把握することです。何を課題に置くかにより、実施すべき学習方法と学習時に意識すべきことが変わります。
  2. トライ:自分に合った学習法へのトライする
    • ここで重要な視点は二つあります。一つ目は、①の課題にフィットした正しい学習手法を選択できているかということ。二つ目は、自分のスタイルに合っているかという点です。学習方法が自分の生活リズムや習慣に合っていて、無理なく続けられるかどうかが大切です。私の場合、歩きながら10分だけオンライン英会話ができる「チョコッとキャンプ」のようなサービスが、生活スタイルにフィットしていました。

英語学習は、正直なところ飽きやすいものです。特に私は飽き性なので、いかに継続させるかが最大の課題でした。その意味では、いろんな手法に挑戦し、「これじゃない」と感じたら、無理に続けるのではなく、すぐに他の方法に切り替える柔軟さが必要です。このプロセスを繰り返しながら、螺旋階段を上るように英語力を伸ばしてきました。

最短で英語力を高めるために「オススメの第一歩」

最後に、ここまで読んでいただいえた上で、以下のように感じられている方にオススメの第一歩を紹介します。

  • 効率的に最短で英語力を伸ばしたいけど、自分の課題と学習法がわからない
  • なかなか英語学習が続かないので、オススメの学習法を知りたい
  • 英語学習の効率をもっと高めるために、アドバイスがあれば欲しい
  • これから英語学習を始めたいけど、何から始めればいいかわからない

おすすめの第一歩は、英語コーチングサービスの無料カウンセリングを受けてみることです。

最も有名なサービスといえばプログリット(PROGRIT)でしょう。記事内でも紹介しましたが、効率的な英語学習をするきっかけを私に与えてくれたのがプログリットでした。無料カウンセリングでは、実際に「英語力をどのように分解して考えればよいか」や「簡単なテストをした上でのあなたの課題」について教えてくれます。無料ですのでぜひ試してみてください。

また、「プログリットは高価なので、もっと手頃な英語コーチングを探したい」という方には、ReSpark(リスパーク) がおすすめです。30日間で英語力と独学力を高めること を目的としたサービスで、大手英語コーチングと同等のクオリティを、よりお手頃な価格で受講できます。

特にReSparkは、英語力向上だけでなく「独学力を高めること」に重点を置いている点 が特徴的です。英語力の分析や学習方法を 丁寧かつ論理的に説明してくれるため、「英語力」という漠然とした概念を、整理された学習マップとして頭の中に描けるようになります。自分で学習を組み立てられる力も身につけたい方 には最適なサービスですので、ぜひ、無料カウンセリングを試してみてください!

私は、この2年で英語力を伸ばせたことで、仕事やプライベート含めて人生が大きく変わりました。この経験をもとに、今後もみなさんのお手伝いができる記事やサービスを考えたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。

これまでレビューしたサービスは、以下よりご確認ください。

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