GSET(ジーセット)体験談:学習プロセスと効果を忖度なしレビュー

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GSET(ジーセット)に興味はあるけれど、「本当に効果があるのか」「実際どんなことをするのか」、
こんな疑問や不安を抱えている方は多いのではないでしょうか。

こんにちは、ニゴです。私はITスタートアップで働きながら、2年間で約500万円を使ってさまざまな英語学習サービスを活用してきました。そしてほとんど英語を喋れない状況から、今では多国籍のメンバーが集う英語を公用語とするスタートアップで、英語で働けるまでに成長することができました。

この記事では、たくさんの英語学習サービスを使用してきた私が、実際にGSETを体験して得たリアルな感想と、学習プロセスを忖度なしでお伝えします。なぜGSETを選んだのか、どのように学習が進行していくのか、そしてその結果、どんな効果が得られたのかを詳しく解説します。

この記事を読むことで、GSETがあなたの期待に応えるサービスかどうかを判断する手助けになれば幸いです。

GSETとは?サービス概要と特徴

GSET(ジーセット)は、発音とリズムに特化した英語学習プログラムです。通常の英語学習サービスとは異なり、発音矯正とリズムトレーニングを中心に据えた独自のカリキュラムを提供しています。週に一度のネイティブ講師によるレッスンと、日々の宿題を通じて、受講者が継続的に学習を進められるようなプログラムが組まれています。特に発音の微妙な違いをネイティブから直接指導してもらえる点が大きな特徴です。

GSETをやろうと決めたきっかけと理由

私がGSETを始めようと思ったきっかけは、pivotの動画を見たことがきっかけです。以前から発音の矯正をテーマにしており、発音強化に特化したサービスを探していました。そこで、ネイティブが発音指導をしてくれることや、リズムや発声法にもフォーカスしているGSETに出会いました。

特に魅力的だったのは、週に一度のネイティブレッスンと、その間の日々の宿題というプログラム構成です。飽き性でサボりがちな私でも、これなら続けられると思えたのです。実際に、GSETでは発音だけでなく、英語らしいリズムや発声方法も学べるため、効果がありそうだと期待しました。

GSETってどんなことをするの?

実際のトレーニング内容と進行方法

GSETのトレーニングは、週に一度のレッスンと、その間の日々の宿題の二つで構成されています。これらはそれぞれ、発音とリズムの改善にフォーカスした内容となっており、受講者が継続的に学習を進められるよう工夫されています。

レッスンについて

レッスンは毎週50分間、ネイティブの先生と行います。私の場合、毎回違う先生になることが多いですが、どの先生も指導の質が高く、満足しています。レッスンは以下の3部構成になっており、それぞれのパートで異なるスキルを磨きます。

  • 発音のレッスン
    発音トレーニングは、配布されたPDF教材に沿って進められます。教材には、特定の子音や母音を練習するための単語がリストアップされており、例えば「F」なら「formal」や「find」といった単語が含まれています。トレーニングでは、最初にFやV、THといった子音の発音から始まり、その後、BLやBRのように子音が続く発音、そして母音の発音へと進んでいきます。私が受けた範囲では、基本的な発音の矯正に注力していましたが、教材はしっかりと段階を踏んで進むように設計されており、徐々に難易度が上がるようです。
  • リズムのレッスン
    リズムトレーニングでは、PDFに記載された3~4文程度の簡単な文章を使用します。まず自分で文章を音読し、それを先生が録音します。その後、先生が文章を音読し、受講者は「ストレスを置いているワード(強調して発音する単語)」と「ポーズ(息継ぎをする箇所)」の二つを聞き分け、それを基に再度音読を行います。このプロセスを繰り返すことで、英語のリズムを身体に染み込ませることができ、最後にもう一度自分で音読した録音と最初の音読を比較し、リズムの改善を確認します。
  • フリートーク
    このパートではフリートークと、GSETが提供する型を使ったシミュレーショントークが選べます。僕は一度シミュレーションを試しましたが、楽しくなかったのでその後はフリートークを選んでいます。オンライン英会話のフリートークと同じイメージですが、先生によっては、話した内容に対して適宜文法や発音の修正を行ってくれます。

宿題について

宿題は、発音、リズム、そして英語思考の3つのトレーニングに分かれています。宿題はレッスンで学んだ内容を基にしており、日々の学習習慣を形成するのに役立ちます。

  1. 発音のトレーニング
    レッスンで学んだ発音を自宅で繰り返し練習し、録音したものをメールで提出します。レッスンが進むにつれて、対象となる子音や母音が増えていきますが、日々の練習時間は約10分程度です。録音した音声に対するフィードバックは、スプレッドシートで翌日返され、各発音について問題があった単語と、ネイティブにはどう聞こえたかが示されます。これを基に、再度練習を行うことで、発音の改善を図ります。
  2. リズムのトレーニング
    リズムのトレーニングも同様に、レッスンで扱った文章を基に音読し、それを録音してメールで提出します。練習時間は約6分程度で、翌日、スプレッドシートを通じて8つの評価項目に基づいたフィードバックが返されます。これには、声の質、息の量、トーンの高低、子音・母音の発音、リンケージ、ストレス、ポーズ、スピード調整が含まれます。フィードバックを意識して再度練習を行うことで、リズム感を着実に向上させることができます。
  3. 英語思考のトレーニング
    英語思考のトレーニングは、毎日3つの質問に対して声に出して回答し、それをスプレッドシートに記載する形式で行われます。フィードバックは主に、リズムトレーニングと同じ視点で行われますが、私自身は初級の質問内容が簡単すぎて、やる気を維持するのが難しく、数回しか取り組めませんでした。

GSETの良かった点と改善してほしい点

良かった点

  • ネイティブに直接指導してもらえる点
    GSETの大きな魅力は、ネイティブスピーカーによる直接指導です。例えば、私の場合、Rの発音を意識しすぎるあまり、Lの発音すべき箇所でもRを使ってしまう癖がありました。これにより、「play」が「pray」に聞こえてしまうという問題が発生していたのですが、ネイティブ講師からのフィードバックでこの問題に気づき、改善することができました。このような細かい発音のニュアンスを、ネイティブスピーカーだからこそ気づけるという点が、GSETの強みだと感じました。
  • リズムをストレスとポーズに分解して教えてくれる点
    英語のリズムに関しても、GSETは非常に役立ちました。リズムトレーニングでは、英文の中で強調して発音すべき「ストレス」と、一度間を取る「ポーズ」という2つの要素に焦点を当てて教えてくれます。これにより、単に英語を音として捉えるだけでなく、リズムとしても理解できるようになりました。トレーニングを重ねることで、この感覚が自然と身につき、普段の会話でもリズムを意識して発音できるようになったのは大きな成果です。

改善してほしい点

  • 宿題のUX(ユーザー体験)が悪い
    一方で、GSETの宿題に関しては、ユーザー体験が非常に悪いと感じました。教材やフィードバックがPDF、スプレッドシート、Googleドライブといった複数のプラットフォームに分散して提供されており、非常に使いづらいです。例えば、発音やリズムのトレーニングのお手本音声を聞く際、毎回スプレッドシートのリンクを一つずつ開いて、各発音の音声ファイルを再生する必要があります。このプロセスは時間がかかり、ブラウザのタブが大量に開かれるため、ストレスがたまりました。その結果、次第に音声を聞くのが面倒になり、宿題に対するモチベーションが下がってしまいました。また、録音した音声ファイルを提出する際も、スマホで録音したファイルをメールで送信するという手間がかかります。これも手間が多く、利用者としては改善を求めたいポイントです。プログリットのように、アプリ内で録音してそのまま送信できるようなシステムがあれば、利便性が大幅に向上するでしょう。
  • 英語思考のトレーニングの意義と納得感が低い
    英語思考のトレーニングについても、効果を感じにくい点がありました。発音やリズムを改善するためにはフィードバックが役立ちますが、「英語思考を身につける」という点では、その意義があまり感じられませんでした。また、レッスン中にこの点について質問したところ、先生は宿題には関与していないため、事務局にメールで問い合わせるように言われましたが、その手間が面倒でその後は聞くことを諦めました。このように、宿題に対する納得感ややる気を持続させる工夫が不足している点も、改善の余地があると感じました。

GSETが自分に適しているかの判断ポイント

こんな人にはGSETが向いている/向いていないかもしれない

GSETは、発音改善や英語らしいリズムの習得を求める人には非常に向いているサービスです。しかし、スピーキング力全般を伸ばしたいという人には、GSETは最適ではないかもしれません。

発音とリズムにフォーカスしたい人にとっては、おすすめできるサービスですが、他のスキルを優先する人には別の学習方法を検討することをおすすめします。まずは、自分の英語力を俯瞰し、何を高めるべきかを理解した上で、それが発音やリズムの改善である場合にはGSETを選ぶと良いでしょう。

GSETを試すべきか迷っている方は無料体験へ

もし、発音改善や英語らしいリズムの習得が今の自分にとって必要だと感じたら、ぜひ一度GSETの体験レッスンを受けてみてください。無料で体験できるので、よりトレーニング内容のイメージが湧くと思います。

一方で、他のスキルを伸ばすことを優先したい場合は、他の選択肢に時間と労力を投資する方が良いかもしれません。いずれにせよ、「今の自分の弱み/課題は何か?」をしっかり把握し、それを克服するための学習方法を選ぶことが重要です。

まとめ

この記事では、GSETの学習プロセスとその効果について、私の実体験をもとに詳しくお伝えしました。

GSETは、発音とリズムの改善に特化した独自のプログラムであり、英語をより自然に話せるようになるための有効な手段です。しかし、英語学習は人それぞれで、何に取り組むべきかは個々の課題によって異なります。

だからこそ、自分にとって最も重要な学習ポイントは何かをしっかりと見極めることが大切です。GSETがあなたにとって必要なサービスかどうかを判断するためにも、まずは自分の弱点を理解することが重要です。

もし「自分が取り組むべき英語学習は何か?」に迷っている方は、ぜひプログリット(PROGRIT)の無料カウンセリングを受けてみてください。受講されなくても、カウンセリングの中で英語力の弱点分析や学習方法のアドバイスをもらえます。

また、「プログリットが高価なのでもっと手頃な英語コーチングサービスを検討したい」という方には、Reboot(リブート)がおすすめです。30日間で英語力と独学力を高められるサービスで、大手英語コーチングサービスと遜色ないサービスを、かなりお手頃な価格で受講できます。ぜひこちらの無料カウンセリングもお試しください。

最後に、私自身の学習の全記録は以下の記事で紹介していますので、ご興味ある方はご覧ください。

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